私は…《ジョジョの奇妙な冒険》 (ページ11)

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25分の休憩ページ11

Aside

承太郎はジョセフの言葉を無視して続けた

承太郎「……知っているか？」

『なんですか、それより離して欲しいのですが』

承太郎「てめーは嫌なことがあると、左耳を触る癖があることを」

『えｯ』

確かに今左耳を触っていた

私の嫌なことがあった時の癖？

気づかなかった

承太郎「嫌ならおれたちと一緒にいろ」

『え…と、べ、別に貴方に関係ないじゃない、ですか』

承太郎「関係があるなおれは…」

私は何故かこの後を聞きたくなくて

《シファン》を出して攻撃した

『あ、ごめ、んなさい……さようなら』

～館～

『帰りました』

DIO「随分と遅かったじゃあないか」

『1時間も出ていませんが』

DIO「ほぼ1時間だろう」

『25分です』

DIO「…何かあったか」

話変えられた…

『何も無いですよ
あ、でも何故ペット・ショップがいなかったんですか？』

DIO「恐らく敵を見つけたのだろう」

『勝てますかね』

DIO「さあな」

多分負けてしまうだろうな

DIO「恐らくこの数時間のうちにジョースター共がこの館に入ってくるな」

『迎え撃ちますか？』

DIO「いや、ダービーとヴァニラにやらせる」

『ヴァニラですか…』

DIO「何かあるのか？」

『いえ、私が個人的に苦手なだけです』

あの人DIOに忠誠誓ってるのはいいけど

私に謎に対抗心燃やすのだけはやめて欲しい

～ジョースター達潜入10分後～

ヴァニラ・アイスがきてDIOの血を分けてもらった

本当、睨むのはやめて欲しい

私が何をしたって言うんだか

私はただ《シファン》を踊らせていただけなのに

『ヴァニラは負けますよ？』

DIO「何故そう思う」

『あの人自分がDIOの血を分けてもらい吸血鬼になりかけているの理解してません』

DIO「あの様子を見ていると…そうだな」

DIO「あやつが負けた時はこのDIOが奴らを葬る」

『私は…？』

DIO「場合によっては出てもらうが」

『了解です』

・・・

『ねぇDIO』

DIO「なんだ」

『私が乗っていた飛行機、墜落させたのDIOですよね』

DIO「なんのことだ」

『隠さないでください、わかってますから』

DIO「いつから気づいていた」

『貴方と暮らして1ヶ月だった頃からですね』

DIO「恨むか」

『もう過去のことです』

DIO「やはり貴様は面白いな、そばに置いておいて正解だったぞ」

『それは…良かったです』