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＿＿＿バレンタイン当日、この日はたくさんの人で賑わっていました。
あんず｢ハッピーバレンタイン！夢ノ咲学院にお越しくださりありがとうございます！｣
瀬名｢なんで卒業生の俺まで...あ、今日だけの猫カフェもあるから是非寄ってねぇ♪｣
鳴上｢今日は夢ノ咲学院卒業生、fineの子達が来るわ♪カメラもあるから注意してねェ♡｣
｢張り切ってるね、あんずちゃん｣
あんず｢せんぱ...｣
瀬名｢ともくんだあ！ともくん、疲れたからチラシ配りお願い。｣
｢幼馴染みを何に使おうとしてんだ、お前は。｣
瀬名｢冗談だよ。なんで此処に来たの？｣
｢fineのマネージャーだからね。｣
瀬名｢あー...そっか。｣
あんず｢教室に一応布団を用意したので、危ないなって思ったら言ってくださいね。｣
｢うん、ありがとう。｣
スケジュールに一寸の狂いも無し...お腹も少しずつ大きくなっている。もう少しで会える。
｢っ...！｣
あんず｢先輩！｣
｢...ごめん...お腹が痛くなってきて...fineのこと、任せても大丈夫かな...｣
あんず｢はい！その前に...ほ、保健室ってまだ空いてますよね！？｣
瀬名｢多分...あ、そこの二人！えっと...名前も呼ぶの面倒くさい！とりあえずチラシ配って！！！｣
椚｢瀬名泉！せめて先生と呼びなさい！｣
瀬名｢ともくんがヤバイんだって！｣
佐賀美｢...あきやん、頼んだ。俺も運んでくる｣
椚｢はあ...そういうことでしたら仕方ないですね。｣
｢今まで大丈夫だったはずなんです...｣
佐賀美｢わかったから寝とけ。無理に仕事しなくてもいいんだぞ？お前は他の奴ら以上に、休むことを覚えなきゃいけないしな。｣
｢はい...｣
佐賀美｢...診断の方だと、お前週ごとに体重が地味に落ちてきている。一応食べてはいるみたいだが、もう少し多く食べても大丈夫だ。｣
｢はい...わかりました...｣
バレンタイン当日のため、佐賀美先生に代わりにチョコを渡してほしいと頼んだ。全生徒分と卒業生分を見てビックリしたようだが、なんとか頼みを引き受けてくれた
｢...はあ...｣
日々樹｢ライブ前まで時間もあるので、来てあげましたよ｣
零｢嬢ちゃん、予定出産日は決まっておるのか？｣
｢えっと...まだわからない。でも九月ぐらいかなって思う...｣
奏汰｢あせらなくてもいいんですよ。だいじょうぶ。ぼくたちがいます｣
｢ありがっ...とう。奏汰...｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2019年12月4日 9時
