元攘夷志士は善良な市民として生きています

絵上手くなりたい。そして曲に合わせて...その、動画を作りたい ページ48

｢...｣

朧｢...｣

銀時｢...｣

異三郎｢いつまで黙ってるんですか。だから私は、政略結婚阻止のためにあなたと付き合うフリをしたいと｣

｢信女に頼め。断られたらやってやらなくもない。どうぞ｣

異三郎｢即断られました｣

虚｢あー...それなら仕方ない...とでも言うと思いましたか。普通に許しません｣

｢じゃあ仕方ないね。好きでもないやつと結婚するの嫌なら協力したげる｣

虚｢や、優しい...！｣

｢ってか誰からそう言われてるの？お偉いさん？｣



異三郎｢すみません。私は今この方と付き合っているので｣

松平｢いやァどうも疑わしいんだよなァ｣

｢(う、嘘でしょ！？銃ぶっぱなしちゃう系の人じゃん！？協力すんじゃなかった！)｣



銀時｢大丈夫か？あいつ｣

虚｢Aさん傷つけたら許さない上に許しません｣

朧｢俺も同感ですが...語彙力を失っておられます。先生｣



異三郎｢今回は本当です。彼女とは真面目にお付き合いしているので。○○○○までしてますから｣

｢(そこまで言う必要ないだろォォォ！？)｣

松平｢そこまで言うなら仕方ねェなァ...男の愛は邪魔しちゃいけねェ。よし結婚はなしとする。幸せになれよ...｣

異三郎｢ありがとうございます。では｣

｢(終わった！助かった！返ったらもう抱きつこう...マジで誰か私を癒し...あっ、酢昆布食おう)｣



神楽｢誰かに酢昆布とられそうな気配がするネ｣

新八｢そんなわけないでしょ、神楽ちゃん｣



｢い、異三郎さん？もう終わったでしょ？｣

異三郎｢いえ、まだ松平さんが見張っておられるので。やはり疑ってるご様子｣

｢嘘でしょ、どうすんの｣

異三郎｢...すみません、今回限りお借りします(ちゅっ)｣

｢！？！？｣

異三郎｢...いい表情でお帰りになりましたね。すみません、Aさ｣



虚｢お帰りなさ...異三郎さん、その顔どうしたんですか｣

異三郎｢事故です｣

銀時｢お前Aになんかしただろ。さっきからずーっと朧の後ろで殺気立ててるぞ｣

異三郎｢一言で言えば、監視から逃れるためにキスを。｣

虚｢そこで待っててくださいね串持ってきます｣

銀時｢松陽落ち着け｣

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