地下街で育った少年と地上の屋敷で育った自分を偽り続けて生きる少女の物語

１２話「取り引き」 ページ14

ﾌｧ「調査兵団?まちがいないのか？！」

A「うん！あの紋章、自由の翼は間違いなく調査兵団だよ」

ﾌｧ「クソ…厄介なことになったな」

A,ﾘ「捕まらなきゃいいんだ」

ｲ「いいんだ！」

A「真似すんな！」

ﾘ「お前が真似したんだろ」

ﾌｧ((また喧嘩してる…リヴァイとA仲は悪くはないんだが…))

ﾘ「ﾊｧ…お前ら分かってるな?」

ｲ「もち！」

ﾌｧ「ハイハイ」

A「言われなくてもそのつもりだし！」
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A((リヴァイたちと離れたけれどみんな大丈夫かな〜？))

「よせ！まわりをよく見ろ！」

A((調査兵団の奴らの声か?))

ｲ「離せっ！このっ！」

ﾌｧ「無駄に暴れるなイザベル」

A((イザベルとファーランの声だ！まさかリヴァイも…))

ﾘ「…」

A((捕まってる…(＾ω＾)それにあいつはもしかして…))

そこにはイザベル、ファーランだけでなくリヴァイも捕まっていた。そして見覚えのある人物が1人いた…

「いくつか質問させてもらうこれをどこで手に入れた？」

A「んじゃ、私いくつか質問させてもおっかな〜」

兵士「誰だ！」

A「久しぶりだね、エルヴィン」

ｲ「姉貴！」

兵士「静かにしろ」

ｴﾙ「何故ここに貴女が…亡くなったはずなのでは…」

A「人を勝手に殺すな〜！ま、そんなことはおいといてみんなを離してもらおうか…」

ヒュンッ

兵士「分隊長！」

ｴﾙ「大丈夫だ、ただのかすれ傷だ」

A「殺すつもりでやったのに…やっぱりエルヴィンも強いね！」

ｴﾙ「A様も相変わらずお強い」


A「そうかな〜?じゃあみんなを離s…((できれば手荒な真似をしたくないのだが…))なっ？リヴァイ？！」

そうエルヴィンが言った後エルヴィンの部下がリヴァイの顔を地面に押し付けた。

ｴﾙ「もう一度聞こう…立体起動をどこで学んだ」

A「おい！エルヴィンもうやめろ！質問に答えるだからリヴァイたちに酷いことをするな！」

ﾘ「A…」

ｴﾙ「お前の名前ははリヴァイと言うのか…私の名前はエルヴィン･スミスだ。リヴァイ、私と取り引きしないか？」

ﾘ「取り引き？」

ｴﾙ「お前たちの罪は問わない、かわりに我々に力をかせ、調査兵団へ入団するのだ」

ﾘ「断ったら？」

ｴﾙ「憲兵団に引き渡す。これまでの罪を考えればお前はもとよりお前の仲間もまともな扱いは望めんだろう、好きな方を選ぶがいい」

ﾘ「ﾁｯ…いいだろう…調査兵団に入ってやる」

１３話「調査兵団本部にて」→←１１話「ケニーのいない新たな生活」

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