五条悟の妹は性格が悪いらしい

7話 ページ8

中に入ってみると

「ボッロ…」

つい口からそんな言葉が出てしまっていた

烏養「ボロくて悪かったな！ボロくて！」


「お兄さんタバコ臭いんだけど、レディーの前でタバコ吸わないでくれる？肺が腐る」


烏養「腐らねぇーわ！！ったく、最近のガキはどいつもこいつも…」


その声を無視して店内を回り適当なお菓子や飲み物を買ってレジに向かう


「肉まんもあるじゃーん、お兄さん肉まん1つちょーだい」


会計を終わらしたときにちょうど高校生らしき集団が店に入ってきた


日向「肉っまん、にくまーん」


店を出て店の外の自販機を眺めていると


日向「肉まんが1つ足りない？！おい影山！寄越せよ月島でもいいぞ！」


影山「誰がやるかボケェ！」


月島「やだね」


という会話が聞こえてきた



「これあげる」


日向「え？！いいのか？！」


「私、猫舌だからこんな熱いもの食べらんないんだわ」


日向「ありが……ﾋﾟｼｯ」


オレンジ髪の小さいやつが私の顔を見た瞬間固まった


周りの奴らも同じのようだ


山口「び、美人」


「え？美人？知ってる」


私は即答で答えた
だって私が美人だなんて生まれる前から知ってたし


田中「びびび美人…いやでも俺には清子さんという運命の人が…」


「何言ってんの？キモ」


田中「アァ？！」


澤村「やめろ、田中」


「日向たちってどこの高校？」


日向「烏野！って何で俺の名前知って…」


「そりゃ、私最強だから」



日向「俺は日向翔陽高1！」


「五条A同じく高1」


日向「Aは高校どこなんだ？」


「今は青葉城西ってとこ」


日向「大王様のところだ！」


「大王様？」


影山「及川徹のことっす」


「あーあの鰹節か」


烏野「鰹節？？」


「姫垣未里花ってやつがうざすぎて思い出すだけでも虫唾が走る」


烏野の奴らはみんな察したような顔をしていた


「あ、もう私行かなきゃだわ君らバレー部っしょ？私一応マネージャーしてっから会ったときは他人のフリしろよな、じゃ」


私は店の外へ出て道の曲がり角で瞬間移動をし新しい家へと帰った







澤村「嵐のようなやつだったな…」

菅原「美人だったべ」

田中「性格が残念っすね」

日向「いいやつ！」

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