【ｳﾞｧﾘｱｰ編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります４【REBORN】 (ページ6)

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第２０６話召喚獣は── ページ6

貴｢沢田｣

私は、皆を見て柔らかい表情を浮かべてる沢田に声をかけた。

ツナ｢神影さん｣

驚いたように顔を上げた沢田に、私はゆっくりと近付く。

貴｢私──XANXUSの下にはつきたくない。胸くそ悪いし･･･なによりあんなやつの命令に従いたくない｣

ツナ｢え･･･｣

貴｢信じてるから。沢田が勝つって｣

すれ違いざまに沢田の肩を叩き、前を向いて歩き出した。

けど──

ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ1｢お待ちください｣

チェルベッロのお姉さんに止められました。

ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ2｢大空戦では召喚した状態の召喚獣の参戦は原則禁止となっております。ですので、既に召喚してしまっているそちらの方については観覧席でのご鑑賞となりますのでご移動を｣

ｿﾄﾞﾑ｢はぁ！？聞いてないんだけどぉ！？｣

ソドムはギュウッと私の足にしがみつきながらチェルベッロのお姉さんに食いつく。

ﾁｪﾙﾍﾞｯﾛ1｢決定に従わなかった場合──｣

ｿﾄﾞﾑ｢失格なんでしょ！？知ってるよ！！｣

そう言って、ソドムはキーッと睨み付けながら私の方に向き直る。

そして、私の手をギュッと握りしめた。

ｿﾄﾞﾑ｢傍に居られなくてゴメンね。──無理、しちゃダメだからね｣

貴｢分かってる｣

そういうと、ソドムは私の手を離してからチェルベッロのお姉さん達にべーっ！と舌を出して観覧席の方へ向かう。

それを見届けてから私も移動を開始した。