【ｳﾞｧﾘｱｰ編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります４【REBORN】 (ページ43)

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第２４３話報告会ページ43

その後、少しの間だけ沈黙が訪れたがすぐに山本、リボーンが顔を出した。

その場に３人が集まり、俺もその輪に混ざりながらラルミルチの本国の様子を聞いていた。

ﾘﾎﾞｰﾝ｢そーか･･･本国のボンゴレはそこまでダメージを受けてたんだな｣

ﾗﾙ｢あぁ･･･｣

貴｢──同じイタリアでも、ここまで差が出るもんなんだな。俺の所はまだマシだ｣

いくら連絡を取りあっていたとはいえ、そのまでとは･･･。

ﾘﾎﾞｰﾝ｢･･･リベルタのところはさておき、おまえの仕事はここの状況を報告することだったんだろ？だが、門外顧問との連絡は断ち切られてる。これからどーするんだ？｣

ﾗﾙ｢･･････｣

ラルミルチはリボーンの問いかけに対して返答につまっているように見えた。

だけど、その後無言のままスクッと立ち上がり、口を開く。

ﾗﾙ｢白蘭を獲る。単独でな｣

その言葉を聞き、その場の空気がピリつく。

──無謀(むぼう)だ･･･。

アイツは──アイツには･･･余程の実力者じゃないと、敵(かな)いっこない。

ﾘﾎﾞｰﾝ｢無茶だぞ。外にはオレ達に有害な非7³線(ノン・トゥリニセッテ)が放射されてんだ。呪いで死ぬぞ｣

非7³線(ノン・トゥリニセッテ)──アルコバレーノには有害な物質･･･か･･･。