【ｳﾞｧﾘｱｰ編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります【REBORN】 (ページ30)

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第８０話修行の一環ページ30

もしかして･･･暴れ出す･･･？？

だとしたら、師匠に教わった通りに鎮静させないと──！！

ｿﾙﾃﾞｨｵ｢･･･あぁ･･･。･･･よく見りゃあ面影あんな。──何の用だ？｣

なにかに気付いたかのような表情を浮かべたあと、柔らかい笑みを浮かべるソルディオ。

身構えていたせいかその表情を見て呆気に取られてしまう。

貴｢あ･･･えっとですね･･･｣

答えに詰まり、助けを求めるように師匠に視線を向けた。

ﾙｶ｢今後起こりうることに備えて、特訓をしていたの。その一環で、あなたを呼び出させてもらったわ｣

ｿﾙﾃﾞｨｵ｢──特訓の一環だぁ･･･？｣

師匠の発言に対して、訝(いぶか)しげな態度のソルディオ。

そして、私の方へ視線を向ける。

ｿﾙﾃﾞｨｵ｢･･･本当かよ、こいつの言ってること｣

貴｢あ、はい！本当です。私、妖術と召喚術を妖封石(これ)で封じてて･･･以前の記憶が思い出せないから感覚もわからなくて･･･師匠に見てもらっていたんです｣

ｿﾙﾃﾞｨｵ｢･･･そーかよ｣

私のことをジーッと見たあと目を閉じて、短くそう言ったあと、クルッと背を向けた。