【ｳﾞｧﾘｱｰ編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります【REBORN】 (ページ2)

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第５２話追っ手ページ2

──その日の帰り道。

??1｢おい！！“奈落の狙撃手(アビスガンナー)”どこいった！！｣

??2｢こっちにゃ居ねぇ！！･･･クソ！！見つけたらただじゃ置かねぇ！！！俺自慢のご尊顔(そんがん)に蹴り入れやがって･･･！！｣

私をよく思ってない奴ら(敵対マフィア)が、少数精鋭を刺客として寄越したようで今、こうして追われている。

──その日も相変わらずバレにくいように変装はしていた。

だけど、脅(おど)しつけの為の攻撃を無意識のうちに避けちゃって･･･。

挙げ句の果てには拳銃持った人に臆(おく)せず反撃までしちゃったもんだから、そりゃもう秒でバレたわな。

そこから地獄のリアル鬼ごっこが始まった訳だけど･･･。

困ったことに場所が学校の近くなんだなぁ〜･･･！

反撃した時は運良く近くに生徒が居なかったから見られてなかったけど･･･。

もし応戦してるのが生徒、もしくは巡回している先生、P.T.Aとかに見られたら確実にアウトなわけで･･･。

せめて、人気がなければ･･･。

そう思った瞬間──･･･。

??3｢！！居たぞ！！物陰だ！！！｣

追いかけていた２人以外の男が、背後から迫ってきていた。

油断した･･･！もう１人居たのかよ･･･！！！

その声で弾(はじ)けるように走り出す。

でも、私にとってはかえって見つかってしまった方が好都合だったかもしれない。

上手く撒(ま)ければ儲けもん！

撒(ま)けなくても、人気のないところに誘い込めれば上々！！

幸い、追っ手の機動力は私と同じかそれより下ぐらいだ。

人気のないところまで行く前に、追いつかれるっていう心配は限りなく低いだろう。

──いける！！