第６００話 ダメだ ページ50
炎真｢じゃあね｣
ツナ｢エンマ！！待て！！エンマ！ここで勝負しろ！！｣
炎真に待てをして、沢田は死ぬ気モードに入った。
煌々と光る炎を出す沢田を見て口々に
ｱｰﾃﾞﾙ｢ボンゴレリングを強化したのか｣
炎真｢少しはできるようになったみたいだね。楽しみに待ってるよ、ツナ君｣
美園｢ま、今じゃないけど。言ったでしょ、ボク達の指示にしたがってもらうって｣
そういうと、フッとシモン達の姿が消えていく。
ツナ｢待て！！｣
そう言って沢田がシモンのいた場所まで飛んでいくけど後の祭り･･･既にシモンはどこかへと消えてしまっていた。
探索を続けた沢田だったが、一通りみたあとに私達のところへ戻ってきた。
ツナ｢ダメだ･･･島のあちこちに人が住めそうな建物っぽいものはあるんだけど人影は見当たらないんだ･･･。それに、思ったより大きな島だよ。当てずっぽうじゃとてもエンマ達を探し当てられそうにない･･･｣
シュウ･･･と音を立てて死ぬ気モードから戻る沢田。
だけど、特にめぼしい収穫はなかったようだ。
ﾘﾎﾞｰﾝ｢アウェーだからな･･･気に入らねーが、奴らの言う通りに進んでみるか･･･｣
貴｢一本道だって言ってたし、その先にいるはず･･･焦ってもアイツらがくるわけでもないし、道なりに進も｣
ツナ｢うん｣
少し気を落としている雰囲気の沢田に声をかける。
獄寺｢それはそうと凄かったっす！１０代目の新兵器！！｣
雰囲気を変えるためかそうじゃないのか･･･獄寺がボンゴレギアのことを話題に出す。
ツナ｢え･･･うん、
獄寺｢おお！！｣
ツナ｢みんなの武器もパワーアップしてるんでしょ？｣
獄寺｢へへっ、ええまぁ！｣
了平｢楽しみにしとれよ｣
沢田の問いかけに、嬉しそうに答える２人。
ﾗﾝﾎﾞ｢ランボさんの牛丼は重くなったもんね！！｣
ツナ｢あっ、そういえばランボのリングはまだ
だけど、ランボはなんのその･･･トカゲに気を取られていた。
了平｢今のランボの精神状態では
ツナ｢うん･･･｣
獄寺｢あのアホが･･･｣
貴｢まだ子供だから･･･｣
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作者名：朔怜ｰｻｸﾚｰ | 作成日時：2023年11月5日 13時
