【シモン編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります１１【REBORN】 (ページ41)

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第５９１話沢田のお願いページ41

あの後、シモンのアジトの目星が着いたと守護者の人が駆け込んできた。

話によると、シモンファミリーに関する文献はある時代以降全て破棄されていたとのこと。

そして、かろうじて残されていたものに書かれていた日本からそう遠くない無人島がヤツらの聖地ではないかと推測される。

９代目｢そうと決まれば出発の準備じゃ！シモンが完全覚醒するまでに７日しかない！！ボンゴレの総力を上げてシモンと戦わねばならぬ！！ありったけの構成員と武器を集結させよ！！｣

ツナ｢あの･･･お願いがあります、９代目｣

守護者の話を聞き終えた９代目は、声をはりあげたが、沢田が割って入った。

９代目｢なんだね？｣

優しい声色で沢田に聞き返す９代目──それに対し、沢田は立ち上がった。

ツナ｢戦うのはオレだけにしてください｣

沢田の言葉に、動揺を隠せない面々。

だけど、沢田は言葉を続けた。

ツナ｢うまく･･･言えないんですけど･･･これはボンゴレとシモンの戦争なんかじゃないんだ！！山本もクロームも、オレにとってはマフィアの仲間じゃなくて、友達なんです。オレは友達のために戦いたいんです！！｣

強い意志を持った瞳で訴えかける沢田。

その言葉に、９代目は息を飲んだようだ。

獄寺｢そういうことならオレ達もお供させていただきますよ！！｣

了平｢うむ！！極限に行く資格があるはずだぞ、友人としてな！！｣

貴｢私達だって、沢田と同じ気持ちだもん。行くのは当然じゃん｣

ツナ｢みんな･･･！｣