【シモン編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります１１【REBORN】 (ページ5)

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第５５５話粛清ページ5

次の日──

登校すると、校門前でガヤガヤしていることに気がついた。

校舎には“粛清”と書かれた弾幕が下げられており、屋上には雲雀さんと至門中学であろう女子が立っていた。

しかも、戦っているように見える。

貴｢何が起こってるの･･･？｣

美園｢アーデルの仕業だよ｣

私のつぶやきに答えたのは昨日男子に絡まれていた美園だった。

アーデル･･･？転校生かな？

貴｢アーデル？｣

美園｢うん、鈴木アーデルハイト、ボクの学校の粛清委員会の委員長でね。多分粛清委員会の活動の許可をもらおうとしてるんじゃないかな？｣

貴｢だから屋上でケンカしてるのね｣

美園の説明で何とか状況を把握した。

だけど、あのまま戦わせる訳には行かないよね。

そんなことを考えていた時──沢田が、２人の間に割って入って攻撃を食らっていた。

貴｢あっ･･･！！沢田！！｣

美園｢あらら〜･･･キレイにヒットしたね｣

沢田が攻撃を食らったのを見て、私は屋上へと走る。