【シモン編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります１１【REBORN】 (ページ39)

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第５８９話一発勝負ページ39

その荷台に乗っていたのは、岩のようなもの。

リボーンが言うにはあれがボンゴレリングなのだとか。

まさか･･･失敗した･･･？

みんなも動揺しているようで顔を抑えたり戸惑っていたりした。

ﾀﾙﾎﾞ｢ふぉっほっほ、慌てるでない小僧共。まだ失敗かどうかは決まっておらん。これはボンゴレリングが生まれ変わる１歩手前の状態じゃからな｣

タルボは、そういうと骨格はできているけど魂は眠ったままなのだという。

そして魂をよびさませとのことだった。

今まで同様に生命エネルギーたる波動を流し込み、ありったけの炎を灯す──一発勝負で。

生半可な覚悟だとボンゴレリングは死ぬと勧告された。

ツナ｢やろう！！｣

獄寺｢もちろんっす、１０代目！！｣

了平｢極限の覚悟を見せてやるぞ！！｣

気合い充分なみんな。

私も拳を握りしめて気合を入れた。

ﾀﾙﾎﾞ｢大空に、嵐に、晴れ。天空はアニマルボックスがなくて出来んかったが──これが、風じゃ。見せてみぃ！！炎全開じゃ！！｣

タルボは、私たちに岩の形をしたボンゴレリングを渡すとそう告げた。

私妖封石を外し、各々ボンゴレリングに炎を灯す。

ボォオッと大きな炎を上げるリング──だけど私以外の３人はさほど大きな炎じゃなかった

ﾀﾙﾎﾞ｢その程度ではダメじゃ！！リングが死ぬ！！こやつほどの炎を出すんじゃ！｣

９代目｢綱吉くん！笹川くん！獄寺くん！｣

ﾘﾎﾞｰﾝ｢お前達を仲間が待ってるぞ！！｣

リボーンの言葉に、３人の炎が大きさを増す。

するとビキビキっと音を立てて岩の形が崩れていく。

そして姿を現したのは、チョーカーだった。