【シモン編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります１１【REBORN】 (ページ33)

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第５８３話圧倒ページ33

なんなら攻撃がみんなの元にまで届く勢いでこちらに向かっている。

貴｢ぐぁ･･･“オーバーズ・リジェクト”ォっ･･･！！｣

何とか私たちに来る攻撃を防いだものの、何層も張った防御壁は何枚も壊されてしまう。

無詠唱でこの威力･･･計り知れないな、アイツのパワー･･･。

ｽｸｱｰﾛ｢う゛ぉい！！そこまでだァ！！｣

ﾙｶ｢ウチの妹に何さらしてんだぁ！？｣

ｱｰﾃﾞﾙ｢外野は引っ込んでろ｣

アーデルハイトは淡々と言うと、氷の刃を動こうとしていたみんなに寸前に突きつけた。

１歩でも動こうものなら串刺し確定だ。

炎真｢帰ろう、アーデルハイト。簡単に殺しちゃいそうだよ。一瞬で殺してしまったら、シモンが背負わされたのと同じ苦しみを味わわせられない｣

そういうと、シモンは引く準備をし始めた。

クロームを抱きかかえ、連れ去ろうとするメガネの男。

ツナ｢クローム！！｣

炎真｢ツナ君は、自分の心配をした方いいよ｣

ツナ｢がっ｣

炎真は沢田に技をかける。

その衝撃で沢田の持っていたリングまでもが壊れてしまった。

沢田へかかる圧が和らぎ、地面へと落下する沢田。

それを一瞥(いちべつ)してからシモンは去っていった。

クロームを、連れて。