第５８１話 大地の炎 ページ31
ドォォン──
急な攻撃だったが、獄寺が
だけど、シモンから言わせれば軟弱な炎らしい。
そして、シモンは私達大空の７属性と
炎真｢そうだ。この力ゆえシモンはボンゴレの兄弟ファミリーたりえた。そして、この力ゆえボンゴレに恐れられ裏切られた。この炎はシモンの誇りを取り戻すための炎｣
炎真は、額から炎を出して沢田を睨みつけ拳を握りしめる。
忌々しいものを、見るかのように。
ツナ｢お前は間違ってる。お前達のつらい過去も怒りの理由もわかった。だが、人を傷つけることは誇りを取り戻すことじゃない！！｣
炎真に向かって１歩踏み出し、沢田が口を開く。
だけど、炎真はアーデルハイトに下がってろといい、私たちを潰すのは自分１人で充分だと言い放った。
了平｢ほう、言うでは無いか古里炎真｣
獄寺｢テメーじゃ無理だぜ｣
そう言って、みんなが臨戦態勢に入った。
だけど、瞬く間に獄寺と了平さんが壁に打ち付けられた。
貴｢っ──“エナジーブラスター”！！｣
美園｢“エナジーブラスター”｣
それを見て直ぐに妖術を放つけど美園によって私の技は退けられ、なおも私の方へと向かってくる。
貴｢！“リジェ──”｣
防御壁を貼ろうとした直前、体の自由が聞かなくなり宙に浮いた。
と思ったら、思いっきり天井に打ち付けられた。
貴｢カハッ･･･！｣
息ができなくなるほどの衝撃に、私は顔をひそめた。
私と同時にクローム、雲雀さんも叩きつけられたようで、２人共壁にめり込む。
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作者名：朔怜ｰｻｸﾚｰ | 作成日時：2023年11月5日 13時
