【シモン編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります１１【REBORN】 (ページ30)

今日:9 hit、昨日:36 hit、合計:3,276 hit

第５８０話シモンファミリーの過去ページ30

アーデルハイトの話では、シモンとボンゴレは兄弟ファミリーだった。

当時、難攻不落の巨大ファミリーを攻める計画を立て、シモンに囮(おとり)役を指名した。

シモンは指示通り敵をおびき出したが、ボンゴレ側の救援は来ず、一昼夜に及ぶ攻防の末、初代ボスは八つ裂きにされてファミリーのほぼ全てが無惨な最期をとげたというのだ。

そして追い打ちをかけるように、シモンはボンゴレに裏切られて見殺しにされたと。

しかも、それだけじゃ飽き足らずにシモンが独断行動をとったことにされ、敗戦の責任を全て生き残ったシモンにかぶせて戦犯扱いしたんだと告げる。

それからはマフィア界からさげすまれ主要なコネクションも絶たれ──永遠の罪人として日陰の道から出れなくなったと語った。

炎真｢どうだいツナ君、君の体には、裏切り者のボンゴレの血が流れているんだ｣

淡々としていながらと激情に駆られている炎真の言葉。

それに対し、沢田はI世(プリーモ)はそんなことをする男じゃないと一蹴した。

だけど、シモンファミリーのみんなはそれをよしとせず古里炎真が１０代目のシモンボスを継承し、ボンゴレへの復讐を果たすことを誓った。

そして、シモンファミリーのみんなは各々奪い取った“罪”を血をリングに垂らした。