【シモン編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります１１【REBORN】 (ページ21)

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第５７１話峠ページ21

その後しばらくして──手術中というランプが消え、執刀していたであろう先生が顔を出した。

ツナ｢先生、山本は！？｣

執刀医｢なんとも厳しい状態です･･･峠は今日から明日にかけてでしょう･･･｣

出てきた先生は、マスクをはずしながら私たちに声をかけた。

執刀医｢先に言っておきますが、命を取りとめることが出来たとしても、武君はもう二度と歩くことはできないでしょう｣

ツナ｢そ･･･そんな･･･｣

絶望とも呼べるその言葉に、沢田は衝撃を受けていた。

貴｢･･････分かりました、ありがとうございます｣

去っていく執刀医に頭を下げる。

だけど今の現状からして、最悪としかいえなくなった。

継承式に出ると決めたはいいけど、守護者が欠けた状態で出ることになりかねない。

どうするんだろ。

ﾘﾎﾞｰﾝ｢９代目の素早い対応のおかげで山本がやられたことは、マスコミ・ケーサツ、そして他のマフィアにも知られていない｣

私がリボーン視線を向けると、わかっていたと言わんばかりに口を開くリボーン。

ﾘﾎﾞｰﾝ｢そこで、明日の継承式には山本に元気な姿でなにごともなかったかのように参列してもらう｣

リボーンは、時期ボンゴレファミリーの守護者の欠席を知れば、ほかのファミリーに動揺が走るからとの事だ。

それに、山本を見て異様な反応をした奴がいたらそれが犯人だと特定出来るかもしれないとの事だった。