【シモン編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります１１【REBORN】 (ページ3)

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第５５３話転校生ページ3

キーンコーンカーンコーン

先生｢えぇ、知っての通り、今日から我が校に８人の至門中学の生徒が授業を受けに来るが、我がクラスには３人編入することになった。仲良くするように｣

ホームルームが始まり、先生が中に入ってくる。

そして、転校生の紹介に移った。

先生｢では自己紹介してもらおうか。入りたまえ、古里くんに美園くんと･･･シッ･･･シッと･･････ん〜？｣

歯切れの悪い先生に、スっと手を出して教室に入ってくる奇抜な格好をした女の子。

そして腰に手を当てて口を開いた。

SHITT・P｢マイネーム・イズSHITT・P(しっとぴー)！“しとぴっちゃん”と呼んでクダサーイ！トクギはハッコー、コウブツ、ピッ・プププ・ピーッ･･･｣

SHITT・Pと名乗った女の子はそういうと徐々に言葉とは思えないようなことを言い始めた。

周りの人も引いたような反応をしているようだ。

その隣にいた切れ長の綺麗な顔立ちをした男の子がスっと前へ出て来る。

美園｢すみません、しとぴっちゃんはマイペースなので･･･ボクは美園(みその) エリカ、美園って呼んでください。よろしくお願いします｣

先生｢シット君･･･美園くん、ご苦労さん、え〜、では次、君の自己紹介だ･･･｣

先生が戸惑い気味にそう言うけど、もう１人の子はなかなか喋り出さない。

炎真｢･･････古里･･･炎真･･･｣

そして、口を開いたと思ったけど声が小さすぎてよく聞き取れなかった。

何度か先生にやり直しを食らわされ、黙り込んでしまった。