第５５２話 楽しみ ページ2
学校へと着くともう既に沢田や獄寺が来ていた。
貴｢おはよ、２人共｣
ツナ｢神影さん、おはよう｣
獄寺｢あぁ、来たか｣
２人の所へ行くと私の方に振り返りながら答えてくれる２人。
貴｢そういえば、転校生来るんだったよね。ここ来る前に至門中学の子見かけた｣
ツナ｢うん、オレも見たよ。だけど背の高い女の人に睨まれちゃって･･･怖かった･･･｣
おぉ、怖･･･と震え上がる沢田。
よっぽど怖かったんだろうな･･･。
貴｢マジ？結構警戒心強い人だったのかな？｣
ツナ｢そーかな･･･オレ、転校生には近づかないようにしようと思っちゃったんだよね･･･怖いし･･･｣
獄寺｢任せてください！！もし転校生の中に、１０代目になめた口きくよーな奴がいたら１０代目の右腕この獄寺隼人がシメてやります！！｣
腕が鳴るぜ･･･とポキポキと腕を鳴らす獄寺。
鬼気迫るような迫真の顔の獄寺──怖いぞ、顔。
ツナ｢いやいや獄寺君！！そんなことしなくていいから！！｣
慌てた様子で獄寺を止める沢田。
まぁ、あんな怖い顔で何しでかすかなんてわかんないもんね･･･。
山本｢うっす、オレは転校生すんげー楽しみだけどなっ｣
獄寺｢あぁ？｣
貴｢あ、山本来たんだ｣
ツナ｢おはよ、山本｣
アハハ、と笑いながらバットを担いで現れる山本。
山本いわく、野球好きで野球部に入るやつがいるかもしれないだろ！と嬉しそうにしていた。
京子｢私も楽しみだな♪友達になれるといいよね｣
貴｢そうだね｣
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作者名：朔怜ｰｻｸﾚｰ | 作成日時：2023年11月5日 13時
