【未来編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります９【REBORN】 (ページ35)

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第４８５話アドバルーンのようなものページ35

ｽﾊﾟﾅ｢金属反応がある･･･巨大な装置だ｣

正一｢落ち着くんだ皆！！あれは顔の形をしたアドバルーンのようなものだ。ミルフィオーレの科学力なら不可能じゃない！！｣

慌てふためく面々に、入江さんが声をかける。

アドバルーン･･･あの、商店街とかで掲げられてる広告のバルーンの事、だよね。

でもあれ、喋ってるよね･･･アドバルーンなの･･･。

ツナ｢なんだかもう･･･マフィア超えてるー！！｣

理解不能なことが起きすぎていて、頭を抱えはじめた沢田。

無理もない───雲雀さんに山本も来てないのに、こうも立て続けに不可思議なことが起きれば頭を抱えたくもなる。

白蘭｢“あれれ？全員連れて来いと言ったのに揃ってないね”｣

ツナ｢えっ、あ･･･それは･･･｣

白蘭の言葉に、オロオロとしながら言葉を紡ごうとする沢田──だけど、どう説明したらいいのか分からずに口ごもってしまう。

白蘭｢“まっ、いいか。標的であるAちゃんはいるし──本番で困るのは君達自身だからね”｣

貴｢っ──･･･！｣

やっぱり･･･１０年後の私と同様に、過去の私も狙われているのか･･･。

そう思いながらも、右手で左腕をギュッと掴みながら宙に浮かんでいる白蘭の顔を睨みつけた。

正一｢白蘭サンこそルール違反だ！！チョイスに使う基地ユニットとしてはその装置は大きすぎる！！｣

入江さんは、私を庇うように立って口を開いた。