【未来編】ｱﾋﾞｽｶﾞﾝﾅｰ、守護者になります９【REBORN】 (ページ15)

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第４６５話身体の傷ページ15

ハル｢気持ちは嬉しいですけど、･･･ハル達だって力になりたいんです。それを一方的に決める権利はツナさん達にはないと思います｣

ﾋﾞｱﾝｷ｢その通りね、男は身勝手で非合理だわ･･･でも私達女の想像を超えて、男はプライドに命をかけるものなの。むしろプライドに命をかけられない男は男じゃないわ。あの人だってそう･･･｣

恍惚とした表情を浮かべるビアンキ･･･多分、リボーンのことを思い浮かべてるんだろうな。

貴｢･･･私は沢田達の気持ちは理解できるから、否定も肯定もしないよ。──先上がるね｣

そう言いながら立ち上がると、それにつられるようにして、クロームもお先します、と立ち上がった。

ハル｢はーい｣

京子｢クロームちゃんあとで･･･、･･･！！背中どうしたの！？Aちゃんも、腕に、足も･･･！？｣

ｸﾛｰﾑ｢？｣

貴｢あー･･･これ？｣

立ち上がって吹き出した私達の後ろ姿をみて、京子が声を上げる。

ｸﾛｰﾑ｢･･･今日の修行のキズ･･･。でも、ボス達に比べれば、ずっと少ないと思う｣

それを聞いた京子達は、動揺しているようで瞳を揺らしていた。

そんな２人を知ってか知らずか、クロームは風呂場を後にする。

貴｢･･･それだけ、アイツらが大事な君達を巻き込まないように必死になって修行してるってことなの。･･･その事だけは、わかっててあげて｣

クロームが風呂場を出たあとに２人にそう言い残す。

京子とハルがお互いの名前を呼んでいるのを聴きながら、私はお風呂場を後にした。