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そらるさいど
些細な事で喧嘩して、
居たたまれなくなって真冬の家に逃げて来た。
今回は俺が悪くて、Aとは顔合わせれば
泣き顔を見せてしまう気がして、
真冬に匿ってもらう事にした。
しばらくすると、
『真冬、彼方来てない?喧嘩しちゃって…』
なんて不安げな大好きな声が聞こえるけど
なんか、泣きそうになって耳を塞ぐ。
ちょっとすると真冬が少し焦って帰ってきた。
ま「彼方さん!Aさん外にに走って
行っちゃいましたよ!?」
そ「え?」
サーっと顔が青くなるのが自分でもわかった。
深夜に、女性が1人で歩くなんて危なすぎる。
ましてや、ここらへんは人通りも少ないのに。
そ「真冬、邪魔した!」
急いで真冬の家をでる。
どこにいるかな。
怖がりで暗いの無理だから、
大通りでも歩いてるかな。
と大通りに走りながらAに電話をかける。
prrrrrr......prrrrrr......prrrr
3コール目で出た事に安心しながら、
話しかける。
そ「A?」
『彼方!?今どこ?…あ、ごめん
怒っ、てるよね』
なんて不安げなAが愛おしくなって、
だけど、なんか泣きそうになって
そ「別に」
なんて意地はって、
待ち合わせと、
仲直りのココアを買う約束をして、
その場所へ走って行く。
そ「ねえ?」
『んー?』
そ「ごめんね、愛してる」
電話でこんなこと言うのも、
こんなに素直になったのも、
久しぶりで。
顔が柄にもなく赤くなるのがわかった。
その頃の真冬
ま「彼方さんとAさん大丈夫かな?」
ピロン♩
仲直りしたよ。迷惑かけたから今度ラーメン奢る。
ま「やったーーー!らーーーめん!!!」
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作者名:みり | 作成日時:2018年1月9日 18時