蒼い雛鳥 ①【原神】 (ページ3)

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【鍾離について… 】

帝君…いや、今は鍾離様だね。あの方は私の恩人だよ。
私に命を授けたのも、居場所をくれたのも、あの方。
本当に感謝してもしきれないよ。

…まぁ、一つだけ不満があるとすれば、
私の事をいつまでも「雛鳥」と呼ぶことかな。

…いつまで私を子供扱いをするんだか。

【魈について… 】

魈…聞き馴染みのある名前だね。

昔から無口で無表情で、何を考えているのか分からない。
それに、一人で何もかも背負う癖がある。

彼が殺生を繰り返すのは、護りたいものがあるからだよ。
君は魈と仲が良いと聞いたよ。…彼の事、よろしくね。

【閑雲について… 】

留雲真君か…。
一言で言うと私の母代わりみたいな人かな。

でも、お節介な所があるから苦手なんだよね…
え、留雲が私を探してた？…逃げよう。

【削月築陽真君について… 】

削月真君はとても優しい仙人だよ。
理由も無しに怒る人では無いから、安心して。

ん？私が顔を見せないから怒っていた？
…さっきの言葉、撤回するよ。

【理水畳山真君について… 】

私も琥珀に閉じ込められた事があるよ。
何で閉じ込められたのかって？

……昔、興味本位で…
理水の羽を毟(むし)った事があるんだよね。

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【 Aについて… 】

« 鍾離 »

Aか…。彼女は俺が仙人へと導いたんだ。
初めて出会った時、彼女は小さい純水元素の雫だった。
俺は彼女に生命を吹き込み、愛らしい雛鳥へと進化させた。

…何？彼女が雛鳥と呼んでいる事を嫌がっている？
ほぅ、それは本人じっくりと話をしたい所だな。

« 魈 »

…彼女は元気か？…そうか。
すまぬがこれを、A…水泊に渡してくれないか。

我は彼女が幸せならそれでいい。
だが…彼女が苦しむことあれば、お前でも容赦はしない。

« 閑雲 »

…Aは何処だ！
何をそんなに怒っているのかだと？

…妾が折角作った料理を食べぬまま逃げたのだ！

« 削月築陽真君 »

水泊留朔真君…今はAという名だったな。
彼奴は何日もの間、我に会いに来ないのだ。

…何？先程Aと会っただと？
何処で会った、詳しく述べよ。

« 理水畳山真君 »

A…あの小鳥は帝君のお気に入りだ。
昔から変わらず、周りから愛される気質があるのだろう。

帝君だけで無く、我々仙人もAに何度も救われている。