【ヒプマイ】捧げる夢（短編集）

笑わなくなったら［FP］［麻］ ページ7

※設定は上同様です


〈飴村乱数〉

「ほら!オネーサンの好きな物たくさん買ってきたよ!・・・だから早く笑って…」

まるで人形のように笑わなくなったあなたのために色んなお店を周り、デートの時とかに「好き」って言ったものを買ってきてくれます。
それでも笑わないあなたに乱数は目に涙を溜めてか細く呟きます。


〈夢野幻太郎〉

「笑ってください…また小生の嘘に笑いながら、嘘はやめてください、って言ってください……」

彼は過去のこともあり、大切な人が笑わなくなるのを恐れています。
締切が近い原稿なんて考えず、あなたが笑ってくれるまで隣で嘘をつき続けます。


〈有栖川帝統〉

「おまえが笑ってくれるならギャンブル辞めるから…!だから・・・また頭撫でてくれよ・・・」

あなたを抱きしめながら言います。
あなたのために生きがいのギャンブルすら辞めようと言ってくれるほどあなたが心配なんです―――。


〈神宮寺寂雷〉

「ヒプノシスマイク以外で君を笑顔に出来る方法探すから待っててくれるかい…?」

彼のヒプノシスマイクの力を使えば、あなたは笑うでしょう――偽りの笑顔を――
そんなもの見たくない彼はそれ以外の方法を模索します。
あなたの笑顔を取り戻すために……


〈伊弉冉一二三〉スーツON

「ホストは相手を笑顔にさせる仕事・・・なのに君は笑ってくれない・・・どうしてなのかな…」

スーツを着た彼ですらあなたを笑わせることが出来ず、彼をあなたを見つめながらつぶやきます。
唯一あなただけには慣れて、隣で笑えるようになった矢先の出来事・・・彼はスーツを着てるのにも関わらず、目に涙を浮かべて「もしかして自分のせい？」と自問自答します。


〈観音坂独歩〉

「お前も社会に疲れたのか？俺と一緒だな・・・」

社畜の毎日で疲労が溜まってる彼はたぶん他の人よりあなたのことを一番理解してくれる。
そんな彼を知っているあなたは、静かに涙を流すとそれを見た彼もまた静かに涙を流す―――

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