38話.赤に染まった者 ページ38
『うぅ、あっ、…！うわぁああああああああ！！！！』
私は赤く染まった"彼"を強く抱き締めた
こんな、こんな筈じゃ…！
…先生から逃げつつ、探索を進めた私達はついには刀を手に入れた
鬼が斬れるという
私は、私達はさっきまで、屋上の行き方を調べてただけなのに…
どうしてこうなったの…？
『起きて…起きてよぉ！！』
"「猿を斬りましょ！」"
どうして、殺さなきゃいけない状況になったの？
先生は鬼じゃないよ？
『先生ｯ、！！！』
なんでさっきまで銀色だった刀は赤くなってるの？
なんで刑事さんの服は赤くなってるの…？
pi「っ、Aちゃ…」
『ｯ近付かないで！！』
先生に触って血が付着した手で刑事さんの手を払う
『やだ、やだよ…おいてかないで。私、なんの為にここまで頑張ったと思ってるの…？先生のためだよ？
目、開けてよ…』
zm「A、気持ちは分からなくもないんやけど…」
『分かる筈ないでしょ！？ノリノリで先生殺しに行ってた癖に…！！同情なんかいらない！！私も先生の所に行く！』
kn「A！やめろ…！」
pi「あ、！」
もう使えないであろう刀を刑事さんから奪い、鋭く尖った欠けた部分を首に当てる
ut「Aちゃん！！それはやっていいこととちゃう…！」
『煩い！大先生達が私が居なくて悲しくなっても、私はあっちに行って大先生達がいなくても気にしない！
もう他のことはどうでもいい！！私が大人になるまで頑張ってきた理由、分かるでしょ…？！』
tn「A、やめろ」
『っ、』
トントンに素早く刀を取り上げられた
tn「屋上、行くで」
『………鍵。先生が、持ってたんだね。
じゃ、あとは勝手にロボロ助ければ？私は先生といる』
tn「いい加減に現実見ぃや」
『殺した同罪のトントンがよく言えるね』
tn「状況にも状況がある。」
『だからって殺すのは可笑しいでしょ？』
tn「でもな、((pi「トントン君行くよ」……はい」
ゾロゾロと足音を残して、皆は屋上に向かった
ut「Aちゃん…」
『行って、大先生』
ut「でも、俺は…！」
『いいよ、そういうの。君ら、口だけだね』
そう言うと、大人しく大先生は屋上へと向かった
『……先生』
私が悪いって、認められなくてごめんね。皆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 725人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょい。〜最近kpopはまり中〜 - (作者様の他の作品) (1月10日 22時) (
レス) id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
ちょい。〜最近kpopはまり中〜 - 何十回も見てるけどそのたんびに泣いてる.... やっぱり今まで百個以上読んだ小説の中で一番好きです！他の作品も神でした！！ (1月10日 22時) (レス) @page38 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
あなた(プロフ) - 何回も見てますがやっぱり泣いてしまいました (2021年8月18日 15時) (レス) id: c0b72f74df (このIDを非表示/違反報告)
電球ソーダ(プロフ) - ラッダア先生、尊い！！らっだあ運営推しなので泣きます。最高ですね！ (2021年7月10日 13時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
ー - (占ツクで文字を書くのは初めてなので読みにくかったりするかもしれません……そして長文失礼しました(--;)) (2021年1月16日 11時) (レス) id: 87441727ce (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
