361.不味い※汚い表現注意 ページ11
ｶﾞﾁｬｯ
汗握る手でドアノブを掴む
ヴィルの言った通り鍵は掛かっていない…
ゆっくりと開け、できるだけ足音を立てないように進む
『………』
強盗が入ったにしては何処も荒らされたような形跡はない
……じゃあ誰が？
全ての部屋を見たが誰もいない
私が鍵を閉め忘れたのかな…？
でもきちんと鍵を掛けた記憶もあるし…
あの後ママが出てって鍵を閉め忘れたとか…？
それが一番有りうるね
私は携帯を持ち、ヴィルに電話を掛ける
『……もしもしヴィル。大丈夫そうだよ。多分ママが鍵を閉め忘れたんだと思う……うん、うん。そそ、だから帰って来ていいよ。タコス早く食べたいから早めにね〜
あはは！冗談だよ冗談！ゆっくりでいｯ、？！』
後頭部から激しい痛みが走る
ｳﾞｨ「A…？A？！姉さん？！！」
その痛みの原因を知ることなく私の意識は闇へと飲まれていった
…
..
.
『んぁ…？』
ｳﾞｨ「姉さん…！！」
ﾄﾘ「目が覚めて良かったわ……！貴方部屋に倒れてたのよ」
『部屋…？
え？！誰に殴られたか分かる？！』
ｳﾞｨ「たくっ、誰にも殴られてないよ。Aったらおっちょこちょいだな
これが倒れてきて頭に当たったんだよ」
『え…？』
ヴィルが指差す方を見ると帽子を引っ掻ける為の棒が倒れていた
なんだ、これが倒れてきたのか
ｳﾞｨ「ほら、リビングでキャラ達が心配してる。安心させてから皆でタコス食べよう」
『…うん、ありがと』
私が立てるように差し出したヴィル手をしっかりと掴み、リビングへと向かった
ﾌﾘ「お姉ちゃん！」
ｷﾞｭｰ
フリスクが力強く抱きつく
ｷｬ「姉さん…」
キャラも眉毛を八の字にして近寄る
『ごめんねー、もう元気だから。さ、タコス食べよ』
ﾌﾘ「本当に大丈夫なの…？」
『本当に。ほらタコス早く食べないとヴィルに食べられちゃうよ』
ｷｬ「そ、それは嫌だ…」
二人は慌ててタコスを口に放り込んだ
『ヴィル〜、食べよ』
ｳﾞｨ「あぁ、」
やっと落ち着き、椅子に座る
そしてタコスを口に運ぶ
口に含み、飲み込もうとする
しかし
『……う"ｯェ､』
不味い
凄く不味い
ｳﾞｨ「A？！」
『げほ、っ、ごﾎｯ』
心からの不味さに破棄出してしまう
なんで…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「au」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あおい - やっぱなかったことにしてください（泣） (12月27日 10時) (
レス) @page5 id: d618ad239b (このIDを非表示/違反報告)
あおい - あ、ヴィルとバグ逆かも？ (12月27日 10時) (レス) id: d618ad239b (このIDを非表示/違反報告)
あおい - え、絵があるー！？！？多分右からEサンズ・夢主・ヴィル・バグじゃないかな？ (12月27日 10時) (レス) id: d618ad239b (このIDを非表示/違反報告)
レイナソン - あれ目から水が………すごく感動ましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！これからも頑張ってくださいぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！！ (2020年8月3日 17時) (レス) id: c1e8aa71c4 (このIDを非表示/違反報告)
fenon - ………なんか、目から汗が…(泣いてる)…自分が愛されてる感じで凄く好きでした…貴方に敬意を表すr((( あ、まだ続くんですね、嬉しい！！終わってないのにこんな文書いてスミマセンw貴方の小説が好きです！これからも頑張って下さい！なが文スミマセンでした！ (2020年6月13日 1時) (レス) id: 8dce9856e7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
