【歌い手】私は、何となく歌い手になった…はずなのに、気づいたら有名になってました！【まふまふ】

愛音のお話21！ ページ28

歌詞太郎side

今は朝の7時です。愛音以外みんな起床しました。

天月「じゃあ、俺朝ごはん作るわ」

そら「うー…俺なにしよう…」

今は何をするか決めています。ちなみに僕は愛音を起こしに行く、という仕事をします！

店長「俺ニコ動やってるねー」

歌詞「えぇっ！？」

店長さんはニコ動をやるみたいです…？

そら「よし、俺も飯作るわ」

そらるさんは朝ごはん担当、それを決めるのに2分かかってますね。

とりあえず、僕と店長さんはごはんができるまで待機です！





天月「そろそろできるよー？」

歌詞「んぁ……？」

まだ意識がはっきりしない…寝てたのかな、僕。

店長「もー、隣に来てたから話しかけたのに無視するから酷いって思っちゃったじゃん！」

そら「かしたろ、もうすぐで朝飯できるから愛音呼んでこい。連れてくるのかしたろの担当だろ」

言われてみれば、味噌汁の匂いが鼻に入ってくる。

それは、僕が寝ていたという証拠になるんじゃないか？

歌詞「……あーっ！！愛音起こしてこなきゃっ！」

天月「えっ今更！？」

そうだよ忘れてた！！

もう起きてるのかな、どうやって起こそうかな、愛音の部屋に行くまで考えていた。


愛音side

私は夢をみているのかわからないほどリアルな夢を見ているのかな…？

でも、体は言うことを聞かず、勝手に動いている。ゲームでいう強制イベントみたいな。

…あ、目の前にも私が……？

あ…目の前の私、泣いてる…

どうしてないているのか、どれだけ考えても答えが出ることはなかった。

A「ご…………さい」

「え？」

目の前の私が何かを言った。

A「みん…、ご…ん、だか…………てき…」

また何か言った。

A「おねが…だか……………いか……で…」

…何を言ってるの？
そう聞こうとした瞬間、目の前の私は消えた。

感覚すらなくなった。周りは闇に包まれているかのように真っ暗。

音も聞こえない。何も見えない。私は怖くなって_______


??「……。…音。愛音！愛音っ！！」

「っ！？」

目が覚めた。誰かが私を呼んでいた気がして…

歌詞「愛音、大丈夫？魘されてたよ…？」

歌詞太郎だった。

「うう、ん…大丈夫だよ。あ、朝ごはん作らなきゃ…！ごめん歌詞くん、先行くね！」

どうしよう、忘れてた！！何人か泊まりに来てたんだよ…！！

歌詞「まっ、待ってください！大丈夫です、ゆっくり行きましょう！」

「え、わ、分かった…」

朝ごはん作らなきゃいけないのに…

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