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「……知ってるの?」
「まあな!」
おっかしいな極秘任務のはずだけど。
……まあさっき淑女様について話していたから、確かに知ってても不思議じゃない……のか?
でも、私も最近ここに来たばかりだし、詳しく知っている訳じゃない。
淑女様がここにきて神の心をとったというのは知っていたけど……ああ、もしかしてあいつもそれでここにきてたの?
「それでどうなんだよ! お前もあいつらの仲間なのか!?」
やっぱこの質問答えないとダメ?
あいつの仲間だと思われたくないよ私??
「うーん、そこらへんは企業秘密なんだけど……璃月の人々を傷つけることはしないから安心してほしい。君たちに害はなさないつもりだよ」
「本当に信じていいの?」
「嘘はついてない」
「……わかった」
ひとまず信用してくれたらしい。
「リンネです。どうぞよろしく」
「俺は空で、こっちはパイモン。……よろしく」
「よろしくな!」
うん、友好的な関係を築けそうで良かった。
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うーん、そろそろ疲れた。
彼らかなり面白くて、話してたらだいぶ時間がたってしまった。
「よし私はもう行こうかな、空くん、パイモン。……今度会ったらよろしくね」
「じゃあな! リンネって意外といいやつなんだな!」
「ふふ、今日は話せてよかったよ、それじゃ」
「じゃあね、リンネ」
そう言って、彼らと手を振って別れるのだった。
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作者名:りんた | 作成日時:2024年2月6日 13時