16 ページ16
「えと、なんで私縛られてんの??」
「お前からここに来たんだろ!?」
「いやそうじゃなくて……「ああ”!?!?」……いえなんでも」
話が通じないタイプの人間だこいつは……。
「水とかってもらえませんかね」
「お前はここから一生出られねえんだよ!!」
ダメだこりゃ。
……うん、どうやら私は嵌められたらしい。
まいったなあ、水分不足で死んじゃいそうなんだけど。
___話は数時間前______
______
___
「この人、殺してきてくれる?」
いつものように北国銀行にて、私は依頼を受けた。
「相手は一人だけだから、あなたなら余裕だと思うわ」
「承知しました」
早く仕事を終わらせて胡桃のところへ行こう____そう思っていた。
_____だけど。
「ふははは、かかったな!!!」
「ノコノコと突っ込んできやがって馬鹿女め!!」
「兄貴、やっちまいましょう!」
「「「いけええええ!!!!!!」」」
えぇ〜あたしきいてなぁ〜い。
12人くらいいるんですけどお〜……?。
え、これ倒せる? え、逃げるってあり?? ありだよね?? うん逃げよう、そうしよう。
私は即座に踵を返す。絶対12人は無理だ。しかも何人か神の目持ってるの見えた。
クッソ何であんな奴らに神の目があるの!?!?
___でも大丈夫秘策がある!!
私が日ごろから練習してた技! 足の先に氷ばらまいて滑る!!
それで早く進める______
「ウゲッ」
まさかの抵抗もむなしく、あっさり捕まる私。
しょーがないじゃん、挟み撃ちで、しかも氷も火で溶かしてきたんだよ??
どーしよー……、と思ってるうちに頭を殴られ意識が消えた。
137人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りんた | 作成日時:2024年2月6日 13時