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「えと、なんで私縛られてんの??」



「お前からここに来たんだろ!?」



「いやそうじゃなくて……「ああ”!?!?」……いえなんでも」





話が通じないタイプの人間だこいつは……。





「水とかってもらえませんかね」



「お前はここから一生出られねえんだよ!!」





ダメだこりゃ。


……うん、どうやら私は嵌められたらしい。


まいったなあ、水分不足で死んじゃいそうなんだけど。





___話は数時間前______





______
___





「この人、殺してきてくれる?」





いつものように北国銀行にて、私は依頼を受けた。





「相手は一人だけだから、あなたなら余裕だと思うわ」



「承知しました」





早く仕事を終わらせて胡桃のところへ行こう____そう思っていた。





_____だけど。





「ふははは、かかったな!!!」



「ノコノコと突っ込んできやがって馬鹿女め!!」



「兄貴、やっちまいましょう!」



「「「いけええええ!!!!!!」」」





えぇ〜あたしきいてなぁ〜い。



12人くらいいるんですけどお〜……?。



え、これ倒せる? え、逃げるってあり?? ありだよね?? うん逃げよう、そうしよう。





私は即座に踵を返す。絶対12人は無理だ。しかも何人か神の目持ってるの見えた。



クッソ何であんな奴らに神の目があるの!?!?






___でも大丈夫秘策がある!!



私が日ごろから練習してた技! 足の先に氷ばらまいて滑る!!



それで早く進める______








「ウゲッ」





まさかの抵抗もむなしく、あっさり捕まる私。



しょーがないじゃん、挟み撃ちで、しかも氷も火で溶かしてきたんだよ??



どーしよー……、と思ってるうちに頭を殴られ意識が消えた。

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作者名:りんた | 作成日時:2024年2月6日 13時

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