選択科目-1 ページ6
翌朝の大広間は、スリザリンのテーブルが賑やかだった。どうやらドラコが、吸魂鬼によって気絶したというハリーの真似をしているらしい。相変わらず、無駄に楽しげで何よりである。
ついに選択科目が始まるので、もちろんハーマイオニーはワクワクしていたが、同じくらいトコハもワクワクしていた。ただし、ワクワクを共有できそうなハーマイオニーは「占い学」に出るため行ってしまい、Aはぼっちなうだった。(それにしても、同じ時間に3種類もの科目をぶち込んでいた彼女は、一体どうやってやり遂げるつもりなのだろうか)
図書館で時間を潰し、次の「変身術」の教室へ向かう廊下で待っていると、ハリーたちがやってきた。……………あれ？ハーマイオニー機嫌悪くない？？？
「占い学なんて、いい加減でくだらないわ。あなたは選ばなくて正解よ！」
何 が あ っ た ん だ(困惑)
ハリーやロンに説明を求めるも、ハリーに不吉な予言が出たとか死の予告がどうとか。なるほどわからん。
Aは理解することを諦めた。
その後の占い学では、生徒のほとんどが上の空。原因はハリーに出た「死の予言」だ。
それを聞くと、マクゴナガル先生は言った。
「シビル･トレローニーは1年に1人の生徒の死の予言をしてきました。でも、未だに誰1人として死んではいません」
先生は、真の預言者は滅多にいないことや、自分が「占い学」をあまり良く思っていないことを話した。
「私の見るところ、貴方は健康そのものです。ですから、今日の宿題を免除したり致しませんのでそのつもりで。ただし、もし貴方が死んだら、提出しなくても結構です」
彼女の言葉で、多くの生徒は笑い、雰囲気は和らいだ。ハリーも幾分か、気分が楽になったように見える。
とは言え全員が安心した訳ではなく。例えば、おじさんが黒い犬を見た24時間後に亡くなったと言うロンは、ハリーが「グリムが取り憑いている」と予言されたのが不安で仕方ない様子。
結果として、ロンはハーマイオニーと言い合いになり、喧嘩になってしまった。
ガチギレして立ち去ってしまったハーマイオニーを探し、4人で「魔法生物飼育学」の授業へ。
「魔法生物飼育学」は、スリザリンとの合同授業で、教授はハグリッド。
「(グリフィンドールとスリザリンは仲悪いしスリザリンはハグリッドをバカにしてるのにこの組み合わせはどうなのか)」
ホグワーツはマジでちょっと、真剣に考えた方が良い。Aはそう思った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 127人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一般市民B(プロフ) - お待ちしてました！！イケメンのコミュ力パネェ…更新頑張ってくださいね！ (2022年2月8日 18時) (
レス) @page10 id: aa0bfcf6a1 (このIDを非表示/違反報告)
CHIA(プロフ) - めっちゃ面白かったです！これからも頑張ってください(￣^￣)ゞ (2021年9月4日 15時) (レス) id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
由瑞 - 続編おめでとうございます！凄く面白かったです！更新頑張ってください!おめでとう (2020年11月8日 22時) (レス) id: 8d4739ba12 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：☆りんりん♪ | 作成日時：2019年8月4日 2時
