刀よりもスマホが欲しいのですが。【鬼滅の刃】

26．再開 ページ29

．

『竈門くんと我妻くんじゃん！！』

「大丈夫か！！？」

竈門くんが駆け寄って来て心配してくれる。

「うん、私は脚折れただけだし平気なんだけど。
この人結構重症で！応急処置してあげないと！！」


「ェエエえええーッ！！何折ってんだよ骨！！！折るんじゃないよ骨！！平気なわけないだろぉ、もっと自分の体大事にしろよーッ！！」


『我妻くん、心配してくれてありがとう。ホントに平気だから！！そのうち治るし、取り敢えず今はこの人の応急処置が先だよ。
我妻くんと竈門くんも共同任務だったんだね、私はこの人を手当してから屋敷に入るから2人は先に行って』


「あぁ。じゃあここはAに任せる。
善逸！！行こう」


竈門くんがそう言うと、我妻くんは首を振って拒否する。

「………。そうか、分かった」

『ﾋｮｴｯ』

あまりにも竈門くんの怒った顔が怖すぎて変な声を漏らしてしまう。最終選別の時も思ったがやはり竈門くんは怒らせては行けない人だ。

我妻くんは「行くよォーッ」とビビりながら竈門くんにしがみつき言った。

竈門くんは背負っていた箱をその場にいた子供達の所に置き我妻くんを連れて屋敷の中に入っていく。


二人が屋敷の中に行ったあと持っていた包帯やらで男の人の傷口を止血した。

この時、手当に集中していて子供達が屋敷の中に入っていくことに私は気が付かなかったのだ。

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