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『6』 ページ8

『・・・だよ・・・』

キ「は?」

『なんだよ!!だから集団は嫌いなんだよ!!そんなに最低っていうなら自分はそんなに最高な生き方してきたのかよ!?』

こんなのただの逆切れだけど、もう、止められない。

『そもそもこの集団は能力で困ってる人とかに救いの手を差し伸べる集団なんだろ!?』

俺以外の皆が俺の気迫に負けて黙りこんでいる。

『メカクシ団も・・・落ちぶれたもんだな。お前らの方が最低だよ。』

カ「なんだと!?」

『そんなに俺が嫌だったら出てけよ!!俺の前から失せろ!消えろ!』

自分でもこの上無いほどぶち切れた。

『出てけって・・・言ってるだろうが!突っ立ってないで出てけ!』

そう俺がいいはなったら、皆俺の部屋から出て行った。

シンタローとコノハ除いては。

『何だよ・・・』

シ「おい・・・」

シンタローが俺に触ろうとした。

そんなシンタローが少しだけ父親に重なって見えた。

『嫌だっ・・・触るな!!』

そうしたらシンタローは触ろうとした手をおろして、悲しそうな顔をした。

ふと我に返った。

あれ・・・僕なんてことしちゃったんだろ・・・

泣いた事なんて一回も無いのに、涙が溢れて来た。

『っ・・・うぇっ・・・僕っ・・・』

そしたらシンタローとコノハは困ったらしく、

コ「えぇぇっ・・・泣かないでよっ・・・」

シ「俺何か悪いことしたか!?」

僕は首を横に振る。

『違う・・・こんな僕が嫌なんだ・・・嫌なんだよっ・・・!』

コ「ネ、ネギまあげよっか?」

シ「何か・・・ごめん・・・」

違う。

二人は全然悪くない。

ただ僕が勝手に泣いているだけ。

これ以上迷惑かけたくないのに、涙が止まってくれない。

シンタローが僕を抱きしめた。

シ「A・・・俺たちはお前がやってないって解ってるから。」

やだ

やだよ

そんな声で言わないでよ

抱き締めないでよ

涙が止まらなくなっちゃうじゃん

もっと甘えたくなっちゃうじゃん

お願いだから

これ以上僕を泣かせないでよ

コ「Aがそんな事やらないって、信じてるから・・・」

シ「俺は、お前の事が大好きだよ。」

そんな事言わないで

僕が

シンタローへの想いがせき止められる事ができなくなる

僕のせいで二人が傷つくのが怖い

コ「僕も好きだよ・・・?A・・・」

頼むから

これ以上

僕に

関わらないでくれ――

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萌音 - 面白かったです!続編希望します (2017年8月22日 14時) (レス) id: 2aca12b60c (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - …俺の学校にも萌愛っつーくっそぶりッ子いるぜ。しかも超ふつーの顔立ちで悪女なんだよなwww (2016年6月18日 21時) (レス) id: d902ca2190 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 続編みたい!! (2015年12月31日 17時) (携帯から) (レス) id: fe26a6c49d (このIDを非表示/違反報告)
コノ廃 - もあ怖い; (2015年5月17日 23時) (レス) id: ef65383ad7 (このIDを非表示/違反報告)
織姫(プロフ) - 萌愛ちゃん第一印象は可愛いのに…すげー悪女だな (2014年12月21日 15時) (携帯から) (レス) id: 2a354a88e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ブラックチェック | 作者ホームページ:http://kageroupurozixekuto  
作成日時:2014年2月5日 3時

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