『３３』 ページ35
〜マリーside〜
目を開けたら、真っ白な空間。
マ「何・・・？」
どうやらここは夢の中だようだ。
マ「早く帰りたいなぁ・・・」
身体が震える。
だって、分からない場所で怖いから。
そんな空間に人がいる。
・・・見違えるはずが無い、あの人は・・・
マ「お母さん・・・！？」
シオ「・・・あら。マリーじゃない。」
マ「私っ・・・お母さんどっかに行っちゃったのかって・・・心配したんだよ・・・？」
シオ「そうだったの？ごめんなさい。」
嬉しいっ・・・
ただその感情が私の中にはあった。
シオ「どう？新しい友達って出来た？」
マ「うん！メカクシ団って所に入ったんだ！」
シオ「そう・・・仲良くやれてるの？」
マ「え・・・」
その質問に戸惑った。
マ「う、うん！仲いいよ、皆！」
言った後、お母さんは怒った顔になった。
なんで・・・？
シオ「・・・嘘ね。仲間はずれの人がいるでしょう。」
確かに・・・いる。
でもそれはAが悪いだけでっ・・・
シオ「ちゃんと、その人がやったっていう事は解ってるの？解ってないなら、ちゃんと仲良くしなさい。」
マ「でもっ・・・あれは・・・」
シオ「いい？本当に悪い事をしたならちゃんと、謝ってもらうの。でも、分かってないなら、手を出しちゃダメ。マリーもそんな事をされたら嬉しい？」
マ「・・・嬉しくない・・・」
シオ「今の状況はそれと同じなの。駄目よ、暴力をふるっちゃ。」
マ「わかってる・・・わかってるけど・・・・！」
私は服を握りしめ、俯いた。
シオ「・・・そんな事をするなら私の子供じゃないわ。そんな事をしたらそれなりの事が返ってくるって覚えておくことね。」
マ「そ、そんな・・・待って！！」
目の前が、真っ暗になった。
――――――――――
――――――
―――
―
マ「はぁ・・・はぁ・・・」
汗をかいて、気持ち悪い。
・・・あれ？
何の夢を見ていたんだっけ・・・？
すごく、大事なことだったと思うんだけど・・・
忘れちゃった・・・
今何時だろう・・・
・・・７時。
もう皆起きているかな・・・
私はリビングに向かった。
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萌音 - 面白かったです！続編希望します (2017年8月22日 14時) (
レス) id: 2aca12b60c (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - …俺の学校にも萌愛っつーくっそぶりッ子いるぜ。しかも超ふつーの顔立ちで悪女なんだよなwww (2016年6月18日 21時) (レス) id: d902ca2190 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 続編みたい!! (2015年12月31日 17時) (携帯から) (レス) id: fe26a6c49d (このIDを非表示/違反報告)
コノ廃 - もあ怖い; (2015年5月17日 23時) (レス) id: ef65383ad7 (このIDを非表示/違反報告)
織姫(プロフ) - 萌愛ちゃん第一印象は可愛いのに…すげー悪女だな (2014年12月21日 15時) (携帯から) (レス) id: 2a354a88e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブラックチェック | 作者ホームページ：http://kageroupurozixekuto
作成日時：2014年2月5日 3時
