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『28』 ページ30

コンコン

『・・・誰?』

ヒビ「・・・ヒビヤ。」

『・・・入って。』

ガチャ・・・

『何?今更。』

ヒビ「その・・・」

僕は前から思っていた事を話してみる事にした。

ヒビ「Aってさ、本当に裏切ったの・・・?」

『・・・裏切ってないけど。勝手にそっちが騒いでるだけでしょ。』

ヒビ「そっか。あのね・・・僕、Aを信じようと思うんだ。」

そしたらAの顔が少しだけ緩んだような気もした。

『・・・そう。それで・・・罪償いの気でも?』

返ってきたのは冷たい、僕にとっては辛い一言だった。

『あのさぁ・・・本当に今更何だけど、だったら最初からアイツの言う事なんて信じなきゃよかった話じゃん。』

ヒビ「っ・・・それ、は・・・」

本当、その通りだ。

僕、正論を言われて何も言えないよ・・・

馬鹿だよ・・・

こんな自分、大嫌いだ。

『こっちもあんまり言いたくはないけどさ・・・僕に同情するだけだだったら、やめてくれる?』

最後に、用がすんだら出てってと言われて僕はAの部屋を出た。

シ「・・・ん?何だよ。ヒビヤか。」

ヒビ「・・・Aに追い出されちゃった・・・」

シ「何だか知らないけど・・・きっと大丈夫だろ。」

そう言われた後に頭を撫でられた。

ヒビ「・・・そうだよね。大丈夫・・・」

シ「?おう・・・?」

じゃあ・・・と言ってシンタローはAの部屋に入って行った。

ヒビ「・・・ごめんね。」

そう呟いて僕は部屋に戻った。

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萌音 - 面白かったです!続編希望します (2017年8月22日 14時) (レス) id: 2aca12b60c (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - …俺の学校にも萌愛っつーくっそぶりッ子いるぜ。しかも超ふつーの顔立ちで悪女なんだよなwww (2016年6月18日 21時) (レス) id: d902ca2190 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 続編みたい!! (2015年12月31日 17時) (携帯から) (レス) id: fe26a6c49d (このIDを非表示/違反報告)
コノ廃 - もあ怖い; (2015年5月17日 23時) (レス) id: ef65383ad7 (このIDを非表示/違反報告)
織姫(プロフ) - 萌愛ちゃん第一印象は可愛いのに…すげー悪女だな (2014年12月21日 15時) (携帯から) (レス) id: 2a354a88e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ブラックチェック | 作者ホームページ:http://kageroupurozixekuto  
作成日時:2014年2月5日 3時

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