【カゲプロ】僕を裏切った事、後悔させてあげる。【裏切り】

『１４』 ページ16

ク「・・・お前のその願い、叶えてやろうか・・・？」

アザ「そうだな。蛇も残ってるし・・・いいだろう。」

本当・・・！？

ク「ただ・・・」

『ただ？』

ク「この能力を使いすぎると体に支障が出てくるぞ・・・使いすぎない事だな。」

ずいぶん親切ね・・・

アザ「まぁ、私達二人はお前の事が大切だからな・・・あと、クロハのお気に入りっていう事あるんじゃないか？」

ク「主！！余計なことは言うなよ！！」

・・・？

え、どゆこと？

アザ「わかってないみたいだぞ。良かったじゃないか。」

ク「ったく・・・」

『それより能力・・・』

ク「あ、そうだったな。」

えぇぇぇ・・・

忘れてたの・・・？

ク「蛇の名前は目を忘れるだ。」

アザ「さぁ、目を覚ませ・・・小娘・・・」

目が熱くなってから、急に周りが明るくなった。

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『ん・・・』

あれ・・・部屋だ・・・

じゃあ、あれは夢？

ク『ククッ・・・頑張れよ・・・』

頭の中に直接声が響いた。

『クロハ・・・！？』

周りを見渡したが、いない。

どうやらあっちの世界から話しかけているようだ。

でも、あの言葉以降クロハの声は聞こえなくなった。

『・・・何なの・・・』

・・・あ、そういえば僕昨日の服のまんまだっけ。

着替えよう・・・

僕は服を取って着替えた。

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