文豪達と甘い恋をしてみませんか？【文スト】

中原中也『笑って』２　夏姫様リク ページ4

貴：中也？



中：ん？おぉ！手前もう帰ってたのか！



いつの間にか帰っていたAが目の前に



目が赤く腫れている




中：ちょっと来い！




貴：どうした。急に




腕を引き幹部室に連れて行く



鍵を閉め



Aを抱きしめる



貴：ちゅ、中也？！どうした？



久々にAの焦った声を聞いた



中：手前泣いてたんだろ？



貴：別に泣いてなんか



中：目が腫れてんぞ？



ﾋﾟｸｯと動いたAは俺から離れようとしたが俺はさらに強く抱きしめる


中：俺の前では強がんな。泣きたい時は泣け。笑いたいときは笑えよ。


ポンポンと背中を叩くと



俺の肩に顔を埋め泣き出した



中：お前はもう充分苦しんだ、これからは自分らしく生きろ。・・・よく頑張ったな。



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貴：ありがとう。中也のおかげでいろいろ吹っ切れた。


中：吹っ切れたならもっと笑えるだろ？


グイグイとAの頬を上げる


貴：やめお！(やめろ！)



中：手前は笑顔が一番可愛いだから



貴：なっ////



パッと手を離すと顔を赤くしたAがこちらを見ておどおどしている


中：少しずつでいい、自分を取り戻せ。そして手前は昔みたいに俺と笑ってろ！



貴：ありがとう中也




そう言って微笑んでくれてドキッとした





俺とAが付き合うのはまだ先の話




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夏姫様リクエストありがとうございました！

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