Lesson : 7 ページ7
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まず、女らしい仕草をしない。
そんなに女らしい事をしてるつもりは無いが、どこでボロが出てしまうかわからない。細かいところまで男になろう。
次に決めたのは、服についてだ。
今着てる服は一応レディース。これからはメンズ服を集めていかないといけない。
明日の顔合わせは……バレない程度にレディースでいいかな。
｢こんなもんかな？｣
決めるって言っても案外無かったな。この他にも気をつけなきゃいけない事はあるが、特には無い様だ。
僕はノートを片付けると、明日の支度をしていつも通りの時間を過ごした。
********
そして、顔合わせの日がやってきた。
３０分前に会議室に入ったから、今は僕一人。１０分前になると、ガチャリと扉が開いた。
｢失礼しまー……おー！ 優樹じゃねえか！｣
｢あ、チャラ……宍戸じゃん。合格おめでとう｣
｢ありがとよ。お前も、合格おめでとう！ 言いかけた『チャラ』ってなんだ？｣
｢気にするほどの事じゃないよ｣
入ってきたのはあの時のチャラ男、宍戸真人だった。そっか、コイツ合格したんだ。まぁ、今のSTAR☆HOPEには居ないキャラだしかっこいいよね。
｢これから宜しくな！ せっかく同じグループになるんだし、真人って呼んでくれよ！｣
｢おま、引っ付くな！ ……分かったよ、真人｣
｢かっわいいねぇ｣
｢うるさい。ひっぱたくぞ｣
｢暴力反対だぞ｣
こいつちょっとめんどくさいな……。流石チャラ男。
その後も、時間まで彼と談笑をする。
――そして、時刻１３時ぴったりに扉が開いた。
扉の音に弾かれるように二人で扉を見つめた。そこから、三人の少年がこの会議室に入ってきた。
｢揃ってるか、新入り！｣
黒髪に、赤のメッシュ。イタズラっ子の様な笑みを浮かべながら一人の少年がそう言った。
｢ちょっとカズ。初対面なんだから驚かせちゃダメだよ｣
栗色のふわふわと触り心地の良さそうなくせ毛の可愛らしい男の子は、くすくすと笑いながら彼にそう言う。
｢ごめんね。驚いたでしょ？｣
灰色のサラリとした髪をした男の子は、優しげな笑みを浮かべながら僕達に視線を向けている。
｢い、いえ。おはようございます｣
｢か、かっけえ……！｣
人を惹き付けるオーラを放っている彼等。テレビの向こうで見るよりも、綺麗な顔立ち。
真人も、僕も、目の前の彼らに圧倒されている。
――これが、STAR☆HOPE。これから同じグループで、仲間になる人達なのだ。
続く (更新停止中)
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林胡。(プロフ) - 猫田さん» コメントありがとうございます！不定期更新なためお待たせする事が多々あると思いますが、気長にお待ち頂けると嬉しいです (2017年8月22日 14時) (
レス) id: ebda197f1f (このIDを非表示/違反報告)
猫田 - めっちゃおもしろくて、続きが気になります！ 更新、頑張ってください！ (2017年8月19日 8時) (レス) id: 20c6f32d8a (このIDを非表示/違反報告)
林胡。(プロフ) - 天夜梨夢@梨璃とペアネ中さん» コメントありがとうございます！ 不定期更新なため、お待たせする事が多々あるかと思いますが気長にお付き合い頂けると嬉しいです。 (2017年8月8日 17時) (レス) id: ebda197f1f (このIDを非表示/違反報告)
天夜梨夢@梨璃とペアネ中(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください♪応援してます！ (2017年8月8日 15時) (レス) id: 3093d7cd0f (このIDを非表示/違反報告)
リト - 林胡。さん» 了解です(*^^*ゞ 待たせて頂きますよいつまでも← (2017年6月30日 15時) (レス) id: 806e39f599 (このIDを非表示/違反報告)
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