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上田サイド
朝早く､起きてどうしたらいいか分からず､
とりあえず､パパさんに聞こうと部屋をノックしたが､
まだ寝ているみたいなので､琳寧に聞くことにして部屋をノックした｡
上田「おーい」
俺が扉に向かって声を掛けると､「はーい」と声がして扉が開いた｡
上田「なぁ､ちょっと聞きた…はぁっΣ( ﾟДﾟ)!?」
琳寧「はい?(・・?)」
上田「はい?じゃねぇよ( ｀ー´)!」
扉を開けて出てきた琳寧を見て､俺は驚愕した｡
だってコイツ､筋肉ムキムキの肉体美…って違う!!
上半身裸で､パンツ一丁じゃねぇか!!
上田「おい!寝巻きじゃねぇのかよ!?」
琳寧「琳寧､寝る時はパンイチなんで…」
上田「風邪ひくだろ!(バシッ!と琳寧の頭を叩く)」
琳寧「痛いですっ(＞_＜)!暴力反対!」
上田「これぐらいで､暴力じゃねぇだろ!全く…(ーー;)」
軽く叩いたつもりなのに…(¬_¬)｡
琳寧「うぅ〜っ…(T_T)」←頭を押さえている
上田「わ､悪かったよ…(ーー;)」
琳寧「あの､それで琳寧に何か…?」
上田「あっ､そうだった｡俺を助けてくれたお礼と言っちゃなんだが､ここで働きたいんだ」
琳寧「陽だまり湯で働く…?」
上田「おう｡まぁ､記憶が戻るまでの間だが」
琳寧「有り難いですけど､今日はお休みなんですよ(^_^;)」
はっ?銭湯にも休日があるのかよ｡
じゃあ､今日一日どうすりゃいいんだ…(ーー;)｡
琳寧「うーん…ジョギングしながら､考えましょうか｡上田さんも一緒に､ジョギングします?」
上田「別にいいけど」
運動は好きだし､ちょうど走りたい気分だったからな｡
琳寧「じゃ､着替えてくるんで先に外に出て待っていて下さい(^-^)」
そう言うと､琳寧はバタンと扉を閉めた｡
ここに居候しながら､俺の記憶が戻るのだろうか…｡
期待と不安を抱えながら､階段を下りて外に出て待つことにした｡
第2話『ようこそ､陽だまり湯へ』 終わり
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作者名：セーラーローズ | 作成日時：2023年4月2日 0時
