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フ タ リ ノ ア イ ダ ページ9

____________

Aside

私は宇髄さんに抱き抱えられたまま、蝶屋敷へ
運ばれた。

当然、しのぶさんは吃驚。
潔癖症の私が他の人に触れているなんて初めて
見るんだから

『宇髄さん、運んでくださってありがとうございました。御館様へ報告しておいていただけますか?』

「おう、分かったぜ。...なんでお前、さっきまで俺に抱き抱えられてたのにもう1m間隔取ってんの?」

『え、それは、その...まだ...ちょっと』

抱き抱えられて抵抗しなかったのは背中から
血が溢れるのを分かってたからだし...

「...まあいいぜ、これからはお前のその潔癖症をド派手に無くしてやるからな!」

「宇髄さん、Aさんの手当てをするので
退室していただけますか?着替えていただきますので」

「はいはいわーったわーった。じゃあな、A。
安静にしとけよー」

宇髄が病室から立ち去る
廊下に響く足音が消えると、しのぶが口を開いた

「潔癖症、治ったと思ったんですけれども...
やはりまだ駄目でしたか?」

『そう、ですね...』

宇髄に触られて平気だったのはさっきまでだろう

やはりまだ誰にも触れられたくはない
それに宇髄さんにあんな汚い私見られてもうほんと
黒歴史..

「失礼しますね...」

背中に消毒液を塗り、薬草などで作った薬も
塗られていく

ひと塗りされる度に、ぞわぞわっと逆毛がたつような嫌悪感に襲われる。
やっぱり人に触られるのは不快...

「この傷、もしかしたら跡になってしまうかも知れませんね」

『誰にも見せませんから、大丈夫ですよ』


胡蝶side

『誰にも見せませんから、大丈夫ですよ』

Aさんが少し悲しげな顔をしたのを見逃さなかった。どうして、そんな顔をするんでしょう

「1週間は安静にしておきましょう。
お部屋をお貸ししましょうか?」

『いえ、自分の屋敷にこもりますよ。
ありがとうございました』

少しお辞儀をし、部屋を出るA

「...はぁ」

いつになったら私はAさんが心の底から笑っている姿を見れるのでしょうか。
同じ柱の仲間として、友人として、私はAさんを
大切にしたいですよ

「もっと頼ってくださいね、Aさん」

そう小さく呟いた言葉は静かに響いた

____________

Aside

帰ったらひとまず、お風呂に入りたい。
返り血やらなんやらですごく汚い。

手の包帯が道端に解け落ちる

『あ、落ちちゃった』

包帯を拾い、ふと手の甲を見る

嫌な思い出、汚い思い出がむせ返った。

______________

【特別編】ドリ ョ ク→←ヒ ト リ ボッ チ



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すンず - すごい面白いです!更新頑張って下さい!応援しています!! (10月31日 21時) (レス) id: 6823c0d55a (このIDを非表示/違反報告)
凜檎姫(プロフ) - 優しい無惨さん» コメントありがとうございます!更新めちゃくちゃ頑張りますぅぅぅぅ!!!(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァアアアァ (10月19日 13時) (レス) id: f28697a51e (このIDを非表示/違反報告)
優しい無惨 - 面白いです!更新頑張ってください(`▽´)ヒヒヒ (10月19日 11時) (レス) id: 2bdd2e1078 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凜檎姫 | 作成日時:2019年10月18日 18時

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