占いツクール
検索窓
今日:141 hit、昨日:16 hit、合計:16,995 hit

シ ン ジョ ウ ページ14

____________

Aside


「なんでだろう、僕、Aには笑っていて欲しいんだ...」

無一郎がAの首元に顔を埋める

時透さん...どうして、そんな哀しそうな声をするんですか...

『あ、の...時透さ__』

「見ないで」

抱きしめる力が少し強くなる

「見たら怒るよ」

『は、はい...』

なんでだろう、時透さんに抱きしめられると
落ち着いてしまう。

緊張が解れる

誰にも触れられたくなかったのに、抵抗する気に
ならない。

「A...僕に、話して欲しい。手の甲の傷の事」

優しい声音に、口が自然と開いた

『...4年前くらいに、私たち家族は鬼に襲われたの
この前の任務にいた、あの鬼に』

無一郎の腕を抱きしめるようにする

『私の家族はね、妹と弟、父さんと母さんと、大好きで、憧れの姉さんがいたの』

多少声が震えながらも、ゆっくりと話していく

『みんなみんな、あの鬼に殺された。
妹と弟を庇って負ったの、この傷。

でも、殺された。家族全員を守ろうとして
鬼に歯向かった姉さんをも、あの鬼は惨殺した。

私はその時決めたんだよ、姉さんのような
鬼殺隊の剣士になるって...』

Aの身体が震え始める

『でも...どうやっても、姉さんみたいに強くなれない...姉さんは人に頼ったりせず、周りの人達を守る

強い剣士だった...。綺麗で、凛としてて、琴みたいに落ち着く声で、静かな人。私の、理想だった。

姉さんが死んでしまった分、私は頑張ろうと
思っているのに...どうしても、姉さんとは違う

汚れた感情が出てしまう。人に頼りそうになってしまう。人と触れないように、避けていたら

いつの間にか、人に頼ることが怖くなってしまった..人と関わりを持つことで、失った時の喪失感を

増やしてしまいそうで...』

またAの目から涙が溢れはじめる

『もう、自分の大切な人が消えていくのが、嫌なんです...信頼しあって、触れ合った人達が周りから

消えていなくなることが、怖いんです』

「A...僕に話してくれて、ありがとう」

ギュッ

「ずっと1人で...苦しかったんだね...
誰にも言わずに、辛かったでしょ...」

『ッ...ぅ...』

「AはAのままでいいんだよ...僕達を頼って
いいんだよ、心の底から笑い合おうよ

偽ってまで、頑張らなくていいんだよ
強がらなくていいんだよ」

『ぅッ、く、うう...!!』

叫ぶように泣きじゃくるA

頼っていい、強がらなくていいのかな
私は私のままで、いいのかな...____


______________

マ バユ イ ヒ カ リ→←ウ チ ア ケ レ ナ イ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
設定キーワード:鬼滅の刃 , , 十二鬼月
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

すンず - すごい面白いです!更新頑張って下さい!応援しています!! (10月31日 21時) (レス) id: 6823c0d55a (このIDを非表示/違反報告)
凜檎姫(プロフ) - 優しい無惨さん» コメントありがとうございます!更新めちゃくちゃ頑張りますぅぅぅぅ!!!(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァアアアァ (10月19日 13時) (レス) id: f28697a51e (このIDを非表示/違反報告)
優しい無惨 - 面白いです!更新頑張ってください(`▽´)ヒヒヒ (10月19日 11時) (レス) id: 2bdd2e1078 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:凜檎姫 | 作成日時:2019年10月18日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。