20:恋�� ページ21
１ヶ月が経ち、晃牙先輩のおかげでいくつもの曲が出来た。そのうちいいものを学校に提出し、見事に評定5を取る事が出来た
姫宮:｢えっ！？作曲の評定5なの！？凄いね……｣
ふふっ、そうでしょそうでしょ！
《晃牙先輩に助けてもらったの》
｢え゛っ！？犬……じゃなくて大神先輩が？ありえなーい！！｣
桃李君、晃牙先輩にいじめられてるのかな……
《そうかな？優しいんだよ。》
｢それはA限定じゃない？ぜんぜん優しくないよ！うるさい犬って感じ！｣
大神:｢誰が犬だってェ？アァ？｣
晃牙先輩！？いつからそこに？
姫宮:｢ひ、ひぃぃ！！！お、大神先輩！？ご、ごめんなさーい！！｣
晃牙先輩が来ると、桃李君は逃げてしまった。
《晃牙先輩のおかげで評定5になりました！》
大神:｢おっ、凄いじゃねーか！良かったな！｣
《本当にありがとうございます！》
大神:｢ははっ、礼なんていらねーよ。じゃ、これで一件落着だな。ってことで俺は行くからな！元気でな！｣
(ま、待って！！)
こんな時、声が出ればいいのに……って思う
呼び止めようとして伸ばした手は晃牙先輩に届かなくて、去っていく晃牙先輩の背中を見送りながら、自然と拳に力が入る
作曲活動が終わった今、晃牙先輩と過ごす必要がなくなってしまった。
特別な時間が無くなることが悲しくて、その日は作曲の評定5になったにもかかわらず、素直に喜べなかった。
だから、家に帰ってすぐ、私は"サクラ"としてダンス動画を上げた
晃牙先輩と作った曲を編曲してダンスを踊った。
晃牙先輩との楽しかった日々を思い出すように、ロックに合わせて力強いステップで踊った
あっという間に再生回数は伸びていき、次の日には過去最大の再生回数(1億回)になっていた
テレビでも大きく取り上げられ、
"顔を明かさないダンサー"
として紹介されていた
テレビの中に映るダンス評論家が、
"ダンスに恋を込めるのは凄いですよね。
表現力があって、失恋の悲しさと青春の楽しさが滲み出ています。
だからこのダンスが若い世代に注目されているんでしょうね"
と言っていた
恋？失恋？なんのこと？
私はただ踊っただけなのに………
不思議に思って、急いで動画サイトを開いて、自分の動画を見る
『・・・・・っ！』！！！
動画に映る自分は、"恋をしていた"
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さぁ - 私は大神晃牙が最推しなので凄く楽しみながら読んでました...！体育館倉庫のところとかもうね、うん← 本当にお疲れ様でした！新作楽しみにしてます！ (2021年6月3日 18時) (
レス) id: fd66046518 (このIDを非表示/違反報告)
碧生 - 凄い好きです！更新お待ちしております┏○ﾍﾟｺｯ (2021年3月10日 22時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クテシフォンらるるん | 作成日時：2021年3月8日 14時
