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2話 ページ4

壁外調査を初めて数時間が経過した時、私はある異変に気づいた




『エルヴィン団長…』


エル「Aか…どうしたんだい?」


『霧が出てき始めました…このまま壁外調査を続けては生存率が下がります…撤退の命令を』


この霧…これからもっと酷くなる筈


だからこそ酷くなる前に撤退をしないと








エル「そうだな、ではAがリヴァイが居る右翼の班に知らせくれ」


『分かりました…私の班を任せても宜しいでしょうか?』


エル「構わない…行ってこい」




私は段々深くなりつつある霧の中、馬を走らせた








『…!?』


向こうで誰か戦っている!


助けないと!!


私は急いでそこへ向かった








『リヴァイ!!』


そこに居たのは紛れも無く…私の大好きなリヴァイ




リ「Aッ!?こいつは奇行種だ!離れていっ…」


『嫌!リヴァイ!!』


リヴァイは立ち止まった私に気をとられて巨人に叩きつけられ、遠くに飛ばされた


私のせい…?私がリヴァイに話しかけたから…




でも今はそんな事考えてる場合じゃない!


今すぐ彼のもとへ行かなければいけない、しかし、目の前の巨人を倒さなければどうすることもできない




私はすぐさま巨人を倒し、リヴァイへと駆け寄った


『リヴァイ!?…良かった…まだ脈が…って嘘でしょ?』


リヴァイの脈は時間が経つとともに薄れていっていた




『リヴァイ!死なないって言ったじゃん!私の18の誕生日にキスしてくれるって…約束したのに…ねぇ!!』


リ「A…すまねえな…ガハッ」




『喋らないで!すぐに救護班へつれていくから!それまで…お願い…ううっ』


私の頬を生暖かい何かが伝う


リ「泣く…な…」




リヴァイは私のそれを震える手で拭い今まで見た事の無い…とても優しい…今にも消えそうな笑顔を見せた








リ「A…ーーーーーー…」








リヴァイは気を失う直前、最後の力を振り絞り私にキスをしてこう言った




''A…愛してる…''




私がずっと聞きたかった…大好きとは違うその言葉








なんで今言うの…馬鹿

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natsu natsu(プロフ) - 最近便新してませんよね?大丈夫ですか? (2019年11月22日 15時) (レス) id: ba90988942 (このIDを非表示/違反報告)
natsu natsu(プロフ) - 便新楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2019年9月28日 15時) (レス) id: ba90988942 (このIDを非表示/違反報告)
夜蝶-ヤチル- - リヴァイ…早く記憶戻って……あの悪女この野郎、嘘つくなしブスのくせに。リヴァイと結ばれると良いけど。 (2018年4月28日 8時) (レス) id: 3344530ea6 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - ねこもふさん» 更新しないならしないするならするってはっきり決めてください!お願いします (2018年3月2日 21時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
ねこもふ(プロフ) - ネオンさん» 林檎飴からねこもふに変えたからよろしく!それとありがとう!!これからも頑張るね (2017年11月2日 15時) (レス) id: a72a99c90c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねこもふ | 作成日時:2017年9月22日 21時

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