【銀魂×約束のネバーランド】 雪の降っていたあの日

19頭使えって言ってんだろが！ ページ21

土方を負っていると、ついでに総悟も拾えた。

沖田「何してるんでさァ、土方コノヤロー。」

土方「それ今言うことか?!とりあえず走るしかねぇ！」

何やってるんだ、こいつら。

別れるとかの選択肢ないのかな。

あ、馬鹿だもんね！

なら。

私は木々を巧みに利用し、姿をくらました。

土方「どこいった?!」

沖田「急に消えやしたね…。」

そして私は気配を消した。

沖田「撒いたんじゃねェですか？」

土方「そうかもな。にしても、アイツやべぇな……。」

そう言って油断した隙をついて、私は2人の背後から気配を消したまま飛び蹴りを食らわした。

「だから、頭使えって。
じゃないと意味ないじゃん。」

土方「お前いたのか…。」

沖田「飛び蹴りはやりすぎじゃねェか？」

「バカにしてきたお返し。
じゃあ、最後の1人、ザキ探してくるから。」

私は木々に登り、移動した。

うーん。悩んだ結果の場所に行くと、見事的中！

山崎「うわぁ！佐久夜副長!!」

「アンタで最後よ！ザキー！」

山崎「うぁぁぁぁあ!!」




隊士1「今山崎の悲鳴聞こえなかったか？」

隊士2「あぁ…。聞こえたぞ…。無事だといいんだが…。」

「戻ってきて来たよー。ありがとう旦那達。」

私はザキを引きずって帰ってきた。

隊士達「山崎ィィイ!!」

隊士達は山崎に駆け寄った。

「安心して、生きてるから。」

銀時「にしてもすごいな。アイツらまで捕まえるとは。」

旦那の目線の先には土方さんと総悟。

神楽「どうアルか？サド。年下で、今までバカにしてきたAに負けるのは？」

嫌なんで神楽ちゃんが言ってるんだよ。

沖田「別にあんな猿に負けても悔しくないでさァ。」

「なんて言った？」

沖田「だから猿に…。」

土方「落ち着けA。お前の実力は分かったから。」

「え、あんなもの実力のうちに入らないわよ。」

全員「えっ？」

マジでコイツら私を舐めすぎなんじゃ。

「はぁ。いい？前話したでしょ？
頭も鍛えるって。なのにあんた達なんにも頭も使わず逃げるもの。だから30分で捕まえれたよ。」

隊士達「あんだけの人数を30分で?!」

沖田「質問でさァ。運動神経を鍛えるのは分かるが、頭まで鍛える理由が分からないでィ。」

コイツ…結構真面目なこと言ってきやがった。

「それは自分自信で判断できる能力をつけて欲しいからよ。勿論1番は上からの指示。だけど、その場にいるのはあなた。その時、どうすればいいのかすぐに考えれるようにして欲しいの。」

どうだバカ共

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