【銀魂×約束のネバーランド】 雪の降っていたあの日

18ハウスの化け物なめるんじゃなーい！ ページ20

土方「着いたぞ。提案どおり、整備がほぼされてない森だ。残念だがこの森は動物の住処と入っていいスペースが柵で区切られているぞ。」

「いや、そっちのほうが都合がいいわ。」

ざっと見ただけでもハウスより1.5倍ほど広い。

一応、隊士たちに森を案内して、捕まって帰れるように目印も置いた。

「よし、じゃあ、初めは私が鬼をするわ。
捕まったら、ここに戻ってきてね。
制限時間は1時間。」

1度静まりかえったが、急に笑いに変わった。

「え、どうしたの？」

隊士1「いくら佐久夜副長でも無理ですよ！」

隊士2「森でもなんでも鬼ごっこなんて簡単ですよ！」

あぁ?!こいつら絶対舐めてやがる……。

沖田「Aー？なーに意地はってるんでィ？」

コイツに至っては後でぶっ殺す。

「お前ら……。10秒待ってやる。その間に森に散らばれ！」

隊士達はクスクス笑いながら散っていった。

土方「無理すんなよ。」

近藤「そうだぞAちゃん！この近藤勲が手伝って…。」

「いいから行けって言ってんだろ。」

土方「おーい、キャラ崩壊してんぞ。」

よし、これで全員森に入ったな。

銀時「あのー。A？なんで俺達連れてこられてんの？」

「見張りのためです。万が一、ルール無視する奴いたら行けないので。」

神楽「早く捕まえてくるアル、A！」

「ええ。ありがと、神楽ちゃん！」

私は森に入った。

んー、初めての森だけど対して変わんないな。

森は森だからね。

すると、入ってすぐにぞろぞろと隊士達を見つけて捕まえた。

隊士達「えぇ?!早っ！」

「だからなめんじゃねぇって言ったの。
あ、ズルするなよ、捕まえた奴の顔は覚えているから。無駄だから。」

そのままどんどん得意の木々を渡って隊士達は捕まえていった。

隊長達は流石、手強いけど私にはドンより簡単に捕まえれた。

近藤さんは…うん。

序盤であっさりと捕まえた…。

あと捕まえてないのは…総悟、土方さん、ザキ。

ん？ザキ?!

いや、まああいつ…地味だから全然気配を感じれない。

地味に厄介だな。

それに対して、総悟や土方さんはすぐにどこにいるか分かる。

まだ半分も経ってないし、ゆっくり探すか。

……いや、舐められたんだ。一刻も早く捕まえよう。

見つければ、ほぼ私の勝ちよ。

私は土方さんにまず目をつけた。

やっぱり副長よね。隊士達は比べ物にならないわ。

ちょっと遊ぼうかしら。

私はわざと土方さんの目の前に降りた。

「遊びましょ！」

土方「…上等だ。」

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