【銀魂×約束のネバーランド】 雪の降っていたあの日

15リアルガチ的鬼ごっこ ページ17

エマ「A！発信器が分かった！」

「え、どこ？」

私達はエマのベットで声を抑えて話していた。

エマ「耳の裏だよ。」

私は触って確かめた。

確かにコリコリしている…！

「本当…。お手柄よ！エマ！明日、2人に話そう。」

エマ「うん！」




エマ「A行くよー！」

「ご、ごめん。先行ってて。」

うーん。どうも落ちつかないな。

シスターは私達の制御のためにやってきた。

なのに、クローネからはママへの悪意的なものが感じられる。

どう考えても一緒かな。

あとはギルダ。

どうも最近様子がおかしい。

昨日はエマや私達のことを気にしていたようだけど。

あー。こういう心理学苦手なんだよー！

つけないといけない力だということは分かっている。

本当に難しいものね……。

するとエマが呼びに来た。

「あ、ごめんごめん。」

エマ「みんなで鬼ごっこするよ！」

「え？」

こんなときに鬼ごっこ?!

いや、ほかの考えか。




んー。成程。

年長者(私達)で逃げ方を教えるとは…。

相変わらず鬼はノーマンだけど。

すると、突然クローネが現れた。

「っ?!」

クローネ「楽しそうね、鬼ごっこ。
私も混ぜて♡」






「どーするの…。シスター入ってきちゃったよ。」

エマ「敵を知るチャンスだよ！」

「ボロを出さなきゃいいんだけど…。」

私は得意な木の上で気配を消すことで逃れた。

にしてもすごい速さで捕まっていく。

流石､頭もフル回転しているわね…。

あ、エマ！

エマはフィルとビビアンを抱いてシスターに追いかけられていた。

「助けに入った方がいいかしら…。」

私はそのままクローネ人気づかれないように後をつけた。

何か話している？

クローネ「知っている？

ノーマンの弱点は“体力”
昔体が弱かったんですってね。

レイの弱点は“諦めが少し早いところ”
判断力が早い分切り捨ててしまうのも早いのね。

Aの弱点は“心理学能力”
人の行動や心を読み切れずに、勘違いすることも多いみたい。」

私の…弱点。やっぱり心理学か。

ママにもお見通しってわけか。

クローネ「そしてエマ、あなたの弱点は“甘さ”
追われているのに他の子を抱えて逃げちゃうような“甘さ”…よね。」

ごめん…エマ。助けられない……。

私はそのまま木々を渡ってクローネから離れた。

何分か経ってからクローネに追いかけられているレイとノーマンを見つけた。

私は気配を消して、クローネを追った。

いわゆる2重尾行的な？

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