年下のいいなりなんて勘弁だ！ ＊沖田総悟＊

14.もーいっかい ページ15

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いつからここに！？



「部屋から出てきた女中と入れ替わりで…」



最悪…


独り言とか言ってなかったかな…



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「…で？よく眠れたかィ？」



気付いた時には私のふとんの側であぐらをかいていた


いちいち近くて無意識なのか意識的なのか、私は思わず距離を少し置く



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「あの、何か用でも」



「ん…別にー」



「…」



「強いて言うなら



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Aさんと2人になりたかったんでィ」



「！」



ドストレート！



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「今きゅんってなったでしょう？」



「っ！


な、なななってませんから！」



「嘘つくんじゃねーや


顔に出てるんでさァ」



さっきと同じパターン！？


もう！なんで私顔に出ちゃうの？！



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「Aさん可愛すぎでィ



もーいっかいキスしてもいいですかィ」



「いいわけないでしょう！？


誰かに見られたらどうするんです！？」




「…ありり」



え？何よ



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「誰かに見られなきゃいいっていう事ですよねィ？」



「！」



やば！



「閉めとけば大丈夫でさァ」



「ち、違います！


誰かに見られなくてもキスなんてしたら許しませんから！」



「そんな赤い顔されて言われても信用できねぇです」



「出てってください！」



「…あーはいはい



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出てけばいいんでしょう」



「…ぇ…」




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行っちゃうんだ...



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「もしかして、寂しい、とか？」



「…っな、そんなわけ、ないじゃないですか」



今日私おかしい


今日とかじゃなくて最近ずっとだ


沖田さんにも何言ってんのよ



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「…」



「…」



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あぁもう！


変な私どっか行っちゃえ！！



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