13，韓国戦~開幕~ ページ14
ついに韓国戦が始まる
吉良との特訓により黒裂も男子レベルの連携がとれるようになった
会場も満席状態、選手達の気分も上々、良い試合が期待できそうだ。両選手ポジションについていく。今回、主人公である黒裂はベンチだ。主人公なのに…なんて言ったらどこまで逃げでもお得意のロングシュートを打ち込まれるだろう
「みんな、相手は世界だ！世界を相手にサッカーやろうぜ！」
ゴール前から叫ぶ円堂を見てあそこに私も混じりたい、と思う彼女であった
【さあ、日本の今日の布陣は豪炎寺と灰崎のツートップ！どのようなプレーを見せてくれるのか楽しみです】
試合開始のホイッスルが鳴ると、両選手はお互いにボールへと食らいつく。すると早速稲森が相手チームのエースストライカー、ペクからボールを奪う。これは調子が良いのでは。稲森から豪炎寺、そして灰崎へとパスが繋がりこちらは攻撃態勢に入ろうとしている。相手を抜いた瞬間に鼻を鳴らし「ばーか」と言い放つ灰崎はやはり彼だった
しかし世界は甘くない。相手チームのキャプテン、ソクが即座に対応し灰崎から華麗にボールを奪った。そこからイ(ドンヒョク)へとパスが出され、またまたボールはペクへと渡ってしまった。今度は相手の攻撃態勢だ
このペクという選手、凄い突進力である。あっという間にこちらの陣地へと侵入を許してしまった。だが我らとて負けるわけにはいかない、吹雪がブロックに入る
「″アイスグランド″」
地面が氷に覆われると、ペクは上手くバランスがとれず動きが変になる。吹雪が空中でトリプルアクセルのような動きをすると彼は氷漬けとなった。
流石北海道のプレイヤーだ、試合の熱気で熱くなったここもひんやりとした涼しいものが吹き抜けた
「凄い…皆さんのプレー…！」
『流石先輩方だね…』
「ええ、見ているこっちまで熱くなりますよ！」
ベンチ陣、特に1年生組は食い入るように試合を見ていた。一星はどちらかというと″監視″という名目のようだが、何にしろ盛り上がっていることは事実である
「俺だって必殺技くらい…」
剛陣は悔しそうに、張り合うような声でそう呟いた
『ああ、″ファイアレモネード″ですよね』
FFで最後に得点を決めたアレ、と続けると彼はぱぁぁと顔を明るくさせて「見てくれたのか！」と彼女の肩を揺さぶる
5秒後に坂野上によって止められた
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聖羅(プロフ) - おぉ、非リア同盟はキーワードなんですね！注目して読まなければ…笑 (2019年2月18日 17時) (
レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
良子(ラッコ)*(プロフ) - 聖羅さん» わざわざパート1の方にコメント頂きありがとうございます！センスなどと大層なお言葉、胸がいっぱいになりそうです！非リア同盟は、わりと本編に関わってくるので是非とも注目して頂きたい。これからもどうかよろしくお願いします！ (2019年2月18日 15時) (レス) id: 333bfe8339 (このIDを非表示/違反報告)
聖羅(プロフ) - シリアスな雰囲気の中にこっそりネタを入れてくるあたりセンスが凄いですね！非リア同盟のくだりは笑いました笑 これからも頑張ってください！ (2019年2月16日 20時) (レス) id: 77812d9344 (このIDを非表示/違反報告)
良子(ラッコ)(プロフ) - ぴぽさん» ありがとうございます！可愛いと言っていただけて嬉しいです！日々精進致しますので、これからもよろしくお願いします (2018年11月29日 7時) (レス) id: efb7d8eaad (このIDを非表示/違反報告)
ぴぽ - イラスト可愛いです！なんかさらに上手くなってませんか!?これからも頑張って下さい！ (2018年11月27日 0時) (レス) id: 8ec037955c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：良子(ラッコ)* x他1人 | 作成日時：2018年10月20日 16時
