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「あ？…ンでいるんだよ」
竜胆「……は？」
正面から来たピンク髪の男に
思わず低い声が漏れる
…いや、こっちのセリフだわ
なんでお前がいんだよ
三途「反社が昼間っからデートかぁ？そいつターゲットじゃねぇだろぉ」
竜胆「ばっ…！」
反社とか言ってんじゃねぇよ！
人多いししかもAの前でっ…！
貴「反社……？」
三途「あ？お前言ってねぇの？よく聞けよォ？」
竜胆「やめろ…！」
コイツが俺の制止なんて聞くはずもなく
その口を開いて言葉を発した
三途「俺も、そいつも犯罪者っつうことだ。わかるかぁ？梵天の幹部だからな」
貴「梵天……犯罪者…？幹部…」
Aはまだよく理解できてないようだった
三途の言った言葉を繰り返して
戸惑っていた
三途「今言ったこと、人に言おうもんなら分かってるよなぁ？お前の名前も連絡先も、コイツが知ってんだからすぐ殺しに行けるからな」
Aと目が合う
酷く怯えているようだった
竜胆「…なんで…ここにいるんだよ…」
三途「あ？ターゲットがここの奴なんだよ」
最悪のタイミングだ
隠してたことも、我慢してたことも
全部意味が無くなった
三途「じゃーな、灰谷弟のお気に入り」
そう言って消えていく
竜胆「…っ、A…」
貴「…ごめんなさい。状況理解できてなくて…」
無理やり上げた口角
唇は震えていたし
瞳が揺らいでいた
貴「ごめんなさい…今日は帰ります…」
…なんで、Aが謝るんだよ…
悪いことしてねぇのに
竜胆「…おう」
なんで俺は謝らないんだよ…
騙して善人のフリして
Aを傷つけて
悪いのは全部俺なのに
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咲良(プロフ) - ゆさん» 返信遅くなってごめんなさい…！ありがとうございます！ (2021年11月18日 22時) (
レス) id: 387270c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - これからも応援します！ (2021年11月11日 21時) (レス) @page21 id: 1f5ac1a308 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - ありがとうございます！切ない系頑張りました…！ (2021年10月31日 7時) (レス) id: 387270c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
なる - 完結おめでとうございます！！切ない恋が実って良かったです！ (2021年10月29日 18時) (レス) @page21 id: ec50fd9b43 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - ATR214YSさん» 読んで頂いてありがとうございました！ (2021年10月28日 6時) (レス) id: 387270c9d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山口咲良
| 作成日時：2021年10月14日 22時
