【黒バス】きっかけは突然に10

No.398 ページ7

『さっきまで…何も言ってなかったのに……殺してって……。』


花宮「…あいつら…多分操られてんだろ。
なら…早く楽にしてやるのが……優しさだろ。((銃を構える」

『っ…！！((人体模型を見る』



．




．




「…ﾗｸﾆ……ｼﾃ……。」


『っ…。((泣きそうな表情になる』



．



ーパァンー
銃声が鳴り響く


-ﾊﾞｷｯ-



．

「…ﾔｯﾄ………ﾗｸﾆ……。


．



ｺﾞﾒﾝﾈ……ｺﾜｶﾞ……ﾗｾﾃ……。」



．


『っ…。((下を向く』


．


救えない…。
声は聞こえてるのに……。

苦しい…。
それなら聞きたくないよ…。



．



．


花宮「…。」




-ポンッ-
頭に手が乗る


『っ！！
…ま……こと？((ふと花宮を見る』


花宮「…何てツラしてんだよ。」



『っ…何で…巻き込まれて…殺されて……。
辛いだけじゃん…。』


花宮「…そうだな。
首謀者の我儘だ。

我儘の度を過ぎてるがな。
それでも…。((Aをじっと見る


辛いからって逃げんな。
逃げたら巻き込まれた奴が報われねぇだろ。」


『！！……そうだね。
…確かにその通りだ…。


．



ありがと…。((目をそらしながら言う』


花宮「ふはっ。
何素直にお礼言ってんだよキメェ。」

『人が素直に言ってやったのに…。((下から睨みつける』


花宮「はっ。
お前が睨んでも怖くねぇんだよ。((立とうとする」

『何ぉう！！？((花宮に続いて立とうとする』



花宮「っ…！！((体の痛みで動きが止まる」

『真っ…！！
やっぱり痛い…よね。』


花宮「…はっ。
別に大したことねーんだよ。」



『もう！無理すんじゃない！！
ほら、早く寝転んで！』

花宮「は？」


『完璧には治らないけど痛みを和らげるマッサージ位は出来るから！』

花宮「早く戻る方がいいに＿＿『い・い・か・ら★』ちっ。」


ー舌打ちをしながら寝転ぶー


『大丈夫。
数分で終わらせる。

またある程度痛くなくなって、動けたら戻ろう。
それでまた体育館に戻ってマッサージするから。』


花宮「はいはい。」


『それじゃするから。

．


我慢出来ないくらい痛かったら言ってね。』


花宮「あぁ。」

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