【黒バス】きっかけは突然に10

No.410 ページ21

宮地「とりあえず先に校長室だったよな。」

赤司「はい。
例の引き出しを一度見ておきたいですから。」


山崎「でも開かなかったんだろ？」

赤司「確かに開かなかったみたいです。
ですが…。((Aをチラッと見る」


『その引き出しを開ける条件があるかもしれないでしょ？
それが……私、とかね。』


山崎＆火神「「なっ！？」」


．


赤司「まだ決まったわけではないです。
ですが首謀者は相当Aさんを気に入っているみたいなので念の為です。
危険な事はさせません。」


山崎「…。((眉間にシワが寄る」

青峰「赤司がこう言ってんだから大丈夫だろ。((呑気な声で言う」


火神「なんでそう言えるんだよ！！」

青峰「赤司は出来ねえ事は言わねぇし。
そもそもそれは俺らがコイツを守れば済むことだろ。」


宮地「まぁこんなに人数が居るんだしそれで月宮に怪我させたら男の面目丸潰れだろ。」

青峰「だな。」

赤司「なので安心してください。((山崎とAを見る」


『私は元々不安じゃなかったよ。((ニコっ』

火神「いや、そこは少しは不安になれよ。」



山崎「…わかったよ。((諦めたように言う」

宮地「つうかソイツ怪我させたら色んな奴に刺されっぞ。」



火神＆青峰＆山崎「「「確かに。」」」

『なんで？』


赤司「それだけ皆Aさんが大切なんですよ。」

『っ！！
…そっか。((照れ笑い』


宮地「何はともあれさっさと校長室行くぞ。
また鬼やら来たら面倒だからな。」

全員「「「はい/おう」」」



．




．




．


-校長室-
ーガチャー
ドアを開く音


．




．


青峰「この引き出しの事か？」

赤司「だろうね。」



火神「どこも変な所はなさそうだけどな。」

宮地「青峰は？」


青峰「あ？何で俺に聞くんだよ…別に何もねぇと思っけど。」

宮地「お前のが勘がいいからだよ。
つぅか敬語使え轢くぞ。」


赤司「今のところこの2人の勘で見た感じ何もないみたいですが…Aさんはどうですか？」

『私も見た感じ何もないかな。』


山崎「本当に開かねぇのかよ。((引き出しに手を伸ばす」


ーガタガター



．


山崎「…本当に開かねぇ。」

赤司「見たところ鍵が付いている所もなさそうですね。」

『じゃあ私やってみるね。』


ー早速手を伸ばすー


全員「「「待て待て待て！！」」」



山崎「早速開けようとするな！！」

宮地「もう少し前置きしろよな。」

火神「危機感なさすぎだろ！！」

青峰「お前の俺より馬鹿だろ。」

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